熱中症で頭痛があるときはお風呂に入ったらダメ?シャワーのみなら大丈夫?

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夏の暑い時期、体は汗でベタベタしてしまってお風呂に入らないと気持ち悪いですよね。
でも、熱中症になってしまった時ましてや頭痛があるときにお風呂につかってしまって大丈夫なんでしょうか?

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熱中症で頭痛があるときのお風呂は入っていい?

まずは熱中症の症状には段階があることを知っておいてください。

軽症の場合は目まいや立ちくらみ、筋肉が硬直してこむら返りになりやすくなります。

中等症の場合は頭痛、吐き気、怠いなど体を動かすのがキツイ状態なります。

重症の場合は痙攣、意識がはっきりしていないなど危険性が高い症状が現れます。

この状態になってしまったらすぐに救急車を呼ぶか病院へ行くようにしてください。

頭痛ですと中等症なので大丈夫かな?と思ってしまいそうですが、中等症は危険信号です!
この状態の時に無理をしてしまうと重症化してしまう可能性が高くなります。

お風呂につかるのは体温が上昇して体力も多く使いますので弱った体で入ることは危険性が高いです。
熱中症というのは高温で湿気が多いとなりやすいのですが、お風呂はまさにこれに当てはまりますよね。

それに元気な時にお風呂に入っている時でも喉が渇きますよね?
熱中症で水分が必要な時にわざわざ体の水分を奪う場所に行くのは良くありません。

汗で体が気持ちが悪くてそのまま寝るのはイヤだとは思いますが、熱中症が原因で頭痛があるときはお風呂には入らずゆっくりと休むようにしてください。

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シャワーのみならいい?

お風呂が熱がこもってしまってダメなら冷たいシャワーで体を冷やすのはいいかも?
という考えは半分正解で半分間違いです。

冷たいシャワーをいきなり体にかけてしまっては心臓に負担をかけてしまいますので、
どうしても体をキレイにしたいという事であればぬるま湯を足元から少しずつ浴びて体を慣らしてから洗って下さい。

気持ちいいと感じる程度のぬるめのお湯なら体にたまった熱を逃がしやすくなります。
ただし、歩いたり立っているのが辛いほどの頭痛の時は無理にシャワーを浴びずにゆっくり休んで下さい。

体の汗が気持ち悪いときは固く絞ったタオルで拭くなどしてから休みましょう。

熱中症で寝るときに注意したいこと

怠いからといってそのまま蒸し暑い部屋で寝てしまうと症状が悪化してしまう危険性もあります。
部屋は通気性をよくするか冷房をかけるかなどして涼しくして、寝る前には水分を良く摂ってから寝るようにしましょう。
水分も塩分を含んでいる飲み物がいいです。まれにスポーツドリンクでも塩分が含まれていない物があるので成分をよく見て買うようにしてください。

体に熱がこもっている場合は、首や脇の下、太ももの付け根のリンパが多いところを冷やしてあげると熱が下がりやすくなります。

まとめ

熱中症の時に頭痛があるときのお風呂は症状を悪化させてしまう原因になるので入らない方がいいです。
歩いたり、薬がいらないくらいの軽い頭痛ならぬるめのシャワーで体を冷やして熱を逃がすのもてですが、
なるべくなら無理をしないで体を休ませるようにしましょう。

熱中症は自己判断は危険ですのであまりにも体の調子がおかしいな?と感じたときは早めに医師の診断を受けるようにしましょう!

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