コミケやイベントの差し入れのオススメは?喜ばれるものは何?

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夏と冬の大イベント夏コミと冬コミ。

大好きなサークルさんに差し入れを
考えている人もいるかと思いますが、

実は貰って嬉しい差し入れと、
貰っても困ってしまう差し入れがあるんです。

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コミケやイベントで貰って嬉しい差し入れ

同人誌を描く側であるサークル参加者が
あえて差し入れを求めるのなら、感想の言葉です。

差し入れに悩むくらいなら、その分の時間とお金で、
いつもは読まない分野の同人誌を入手してみたり、
マナーと規則を守って、トラブルなくイベントを楽しんでもらい、
次に繋げてくれる事がすべてのサークル参加者、一般参加者の願いです。

青少年保護条例関連による同人誌文化への警戒感、
大きな会場に多くの人が集まる場所への警備強化等、
コミケをはじめとする同人誌即売会の状況は、
決して客観的な状況ではありません。

このまま差し入れの文化がエスカレートしていき問題がおこる事、
手荷物検査で差し入れに制限がはいる事は、充分に考えられます。

……それでも、交流を円滑するために
気持ちばかりの差し入れをしたい、
とお考えなら、一般的には、
「軽いもの」「小さいもの」「消えるもの」
(使ったり食べたりしてなくなる)が喜ばれます。

その中で定番なのが、やはり賞味期限が長いお菓子です。

よくイベント後に、いただいたお菓子を食べながら
同人誌を読みまくるのが幸せとコメントされる
同人作家さんがおられますが、定番中の定番が、
やはりつかれた心と体に染みるのでしょう。

また、事前によく好みの文房具や、よく使う画材を、
同人作家さんのSNSアカウントやブログなどで確認して、
ペンや替芯等を差し入れる方もおられます。

今はデジタル全盛ですが、
それでも構想を練ったりスケッチをしたりする時に、
現実の文房具屋画材は重宝します。

また差し入れする際は、簡易的にでも個別に包装して、
ひと言感想のメッセージを添えると完璧です。

モノだけをポンと渡されると、
慌ただしいイベント時には紛失してしまったり、
いただいたものかどうかわからなくなってしまう事があります。

差し入れの基本は、面白い同人誌を作ってくれた方への感謝と労いなので、
ひと言「面白かった」「がんばってください」だけでも、
言葉を添えるのが、同人作家さんへ気持ちを伝える事になるでしょう。

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正直貰ったら困る差し入れ

ただでさえ持ち物が多いサークル参加者は、
重いもの、大きなもの、かさばるもの、
壊れやすいもの、生花、花束、ぬいぐるみは、
混雑する帰途では持ち帰ることが不可能か、
多大な労力を要します。

帰りの荷物の発送は長蛇の列です。

このようなものは、サークル参加者さんの負担になるだけです。

賞味期限が短い食品、溶けるもの、
は夏冬を問わず、混雑する会場に持ち込まれた後は、
衛生的に食用にするのは危険ですし、
溶けるものはまわりを汚す危険があるので、避けるべきです。

手作りのもの、高価なものは、
よく知らな方からいただくのは、正直、恐怖にしかなりません。

繰り返しますが、悩むくらいなら、
差し入れを贈らない方がよいですし、
余分な荷物を会場内に持ち込むのは避けるべきです。

コミックマーケット89からの変更点

2015年12月29日(火)~31日(木)
のコミックマーケット89では、
警察からの非常に強い警備強化要請により、
手荷物確認が行われる事になりました。

参照:コミックマーケット89における
警備強化に関するお知らせ(コミックマーケット準備会)
http://www.comiket.co.jp/info-a/C89/C89Notice1.html

大勢の参加者がなるべく早く入場するため、
問題を避けるためにも、
余分な荷物を持ち込まない事が推奨されます。

この状況下では、悩むくらいなら
差し入れを持ち込まない方が、
賢明な判断となります。

その分、感想を同人作家さんへ伝えることへ
踏み出してみてはいかがでしょうか。

コミケのような大きなイベントでは、
小さなジャンルやそのサークルさんしか
作れない唯一無二の同人誌を作っている
サークルさんも多数参加されます。

このようなサークルさんは、部数が本の
制作の原動力になることは少ないです。

読者からの感想が、次の本に繋がったり、
そのジャンルが続いていくことに繋がります。

モノではない、「心」を言葉にして差し入れてみて下さい。

最後に

コミケ及び、同人誌即売会は交流の場です。

サークル参加者が同人誌を頒布するなら、
一般参加者は、その感想を創った人に伝えて下さい。

それが何よりの喜びであり、継に続く原動力になります。

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