年賀状の写真に子どもだけは失礼？相手に嫌な思いをさせないマナーとは？

皆さんは年賀状に写真は付ける派ですか？付けない派ですか？私は付けない派です。

産後一度だけ、報告のためにサルみたいな子どもの写真を添付しましたが、それだけですね～。年賀状に写真を付けても一向に構わないのですが、それが失礼に当たる場合もあるってご存知ですか？

そして親は写っておらず、子どもだけの写真を送って来る心理とは…？

ということで今回取り上げるのは、子どもの写真付き年賀状です！

実は私も、子どもだけの写真を添えた年賀状を送ったことがあります。それは子どもが産まれてすぐの年賀状だけだったのですが、少々気を遣いました！

誰に対してかというと、「未婚の女友達」！結婚して子どもを産むのがオンナのシアワセ！なんて考え方はもはや古いですが、それでも気にしてしまう人間もいるわけで…。

しかもちょうど、もうすぐ三十路、というお年頃だったため、とても気を遣いましたとも！

とはいえ何か特別なことをしたというわけではなく、ただ彼女たちには子どもの写真でない、普通の干支の年賀状を送ったというだけなのですが。

ちょうどいい時期に、ちょうどいい人と出会って、ちょうどいい年齢で出産という、平凡だけれどちょうどいい人生、ではない方も世の中にはいらっしゃるわけで。

結婚したいのにできないとか、子どもが欲しいのにできないとか、そういうことで悩んでいる方の所に、幸せいっぱいの可愛い子どもの写真が付いた年賀状が届いたら、複雑な心境になってしまうかもしれません。

なので、そういうデリケートな悩みを持っている方には、無難に干支の年賀状で！わざわざ子どもの写真にしなくてもいいのでは？

そもそも、なぜ子どもの写真を付けたいと思ってしまうのでしょう？

私の場合は、「無事に産まれたで～」という報告がしたかっただけなので、その後の年賀状には写真を添えていません。自意識過剰でしょうが、怖い世の中、あまり子どもの写真をバラまくのも気が引けますし…。

で、子どもの写真を添えたがる理由として考えられるのが、おそらくは「自慢」！うちのこ可愛いでしょ？私、可愛い子どもがいて幸せでしょ？と、他人からも認められたいのではないかと。

承認欲求でしたっけ？SNSへの投稿もそんなかんじのが少なくないですよね。誰しもそんな願望はあると思うので、子どもの写真付き年賀状が悪いとは思いませんが、送る相手には慎重になった方がよさそうです。

ちなみに、写真付きの年賀状って、カジュアルなものなんですって！なので、上司など目上の方には出さないのが基本。ただし、家族ぐるみでお付き合いがあるとか、立場は向こうが上だけど友達のような関係とかならば、写真付きでも全然OKです。

というわけで、子どもの写真付き年賀状を送る時は、送る相手に慎重にならなければいけません。

子どもが欲しいけど今現在子どもがいない方や、子どもを亡くされた方などには、失礼に当たる確率がとても高いですからね。

そうでなくても、産後ハイとかで、うっかり痛い年賀状を送りつけないようにしたいところ…！自分が思うほど、他人は自分の子どもに興味ないです！だいたい親が思うほど可愛くは見えてないです！そりゃ例外もありますけど。そう、世の中にはめっちゃ可愛い子どもが存在する…！

そして、あまり親しい付き合いのない目上の方にも、写真付き年賀状は基本的にはNG。

カジュアルな年賀状なので、仲のいい親戚や友人にとどめておきましょう。もちろん、目上とはいえ、日ごろ親しくしているのであれば送ってもいいです。見極めをしっかりしてくださいね！

ところで、子どもの写真「だけ」、ってとこ気になりませんか？なぜ自分は写らないのか。それには悲しい理由があるのです…。

子どもは成長過程真っ只中で、お肌プリプリ、お目目キラキラじゃないですか。でも親はそうじゃないですもんね。もう身体は衰える一方の、人生下降線状態ですよ。写真で現実を突きつけられるのツラいわけですよ。ましてやそれを人様に送りつけるなんて…！

というわけで、年賀状の写真に子どもしか写っていないのには訳があるのです。どうか察していただきますよう…！

子どもの写真付き年賀状は、子どもが欲しいのにいない方などには送らないよう配慮が必要です。

また、写真付き年賀状はカジュアルなものなので、親しくない上司などにはNGです。親が写っていないのには…深い訳があるのです！

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