肩こりのゴリゴリの正体は?潰すと気持ちいいって本当?

世の中に、肩こりに悩まされている方は多いですが、なんかゴリゴリした塊がある~!という方はいらっしゃいますか?

そしてそれが何なのかをご存知ですか?得体の知れない塊が体内にあるなんて、ちょっと怖いですよね。

しかし中には、ゴリゴリを潰すと気持ちいいというご意見もあるようですが、このゴリゴリはいったい…!?

今回はその正体に迫ってみたいと思います!

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肩こりの押すとゴリゴリする正体は?

え~、実は私、あまり肩はこりません。こってないのか、こってないと思い込んでいるだけなのかは定かではありませんが、とりあえず「は~、肩こった~!」ということがありません。

なので、珍しく疲れ果てている時、旦那がよかれと思って肩を揉んでくれたりすると、一揉みで「ギエェエエーッ!」と、この世のものとは思えぬ悲鳴をあげます。

そう、要するに痛いんです。肩揉まれても全然気持ちよくない。

なので肩こりの悩みに関しては想像するしかできないのですが、他人の肩はそれなりに揉む機会もあるわけでして。なので、旦那の肩にゴリゴリを見つけたこともあります。

エッ!しこり?腫瘍!?なんて慌てちゃいますよね~!アレ!いったい何なのでしょうか?

もしかするとそのゴリゴリは「筋硬結」といわれるものかもしれません。

筋硬結とは筋肉のこわばりが慢性的に続くことによってできてしまった、筋線維の膠着状態のこと!なんだが小難しそうですが、ようするに固まっちゃっているみたいです。

「局所的」であり、「圧迫すると痛みを感じる」などの特徴がありますので、ゴリゴリがあって押すと痛い方はコレを疑ってみてください。

さて、この筋硬結がどうやってできてしまうのかといいますと…

まず、脳が筋肉に「収縮しなさい!」と命令を出すと、その命令が電気信号となって、筋繊維を覆う「筋小胞体」と呼ばれる膜を刺激します。

そうすると、筋小胞体は「カルシウムイオン」を放出、筋線維内のカルシウムイオンの濃度が高まり…

イオンの濃度が一定以上になると、「アクチン繊維」と「ミオシン繊維」が連結!…することで、筋肉が収縮するのだそうです。

ややこしいですが、体内ではこんなことが起こっているんですって!一瞬のことなのに。人体の神秘ですよね~!

しかし、筋肉が必要以上のストレスにさらされ続けると、カルシウムイオンの放出が慢性化してしまい、次第に筋線維が膠着状態に。

ずっと筋肉がこわばったままだと、血行が悪くなり、酸素やエネルギーが不足し、最終的には痛みを伴う塊に発展し…そう!これが、ゴリゴリの正体なのです!

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肩こりのゴリゴリは潰すと気持ちいい?!

さて、ゴリゴリを潰すと気持ちいい~!という方もいらっしゃるようですが、筋硬結は傷みを伴うはずなので、基本的には潰すと痛いのでは…?と思います。

なのでもしかすると、潰して気持ちいいゴリゴリは、筋硬結ではなくもっと他の原因によってできたものかもしれないですので、お医者さんに診てもらうことも大事だと思います。

ちなみに筋硬結の治療は、早ければ早いほど効果が得やすいですので、ゴリゴリに気づいたらすぐに対処するが吉です!ポイントは以下の3つ。

 ・温める
 ・ほぐす
 ・伸ばす

この順番で行うのがお勧めのようです。

血行を良くすることで酸素やエネルギーを患部に届け、再び固まらないようにほぐしたり、伸ばしたりするってことですね!机仕事だと特に、同じ姿勢が長時間続いたりしますので、たまに立ち上がってストレッチなどするのは大事かもですね!

プラス、普段の姿勢も見直してみるといいと思います。姿勢が悪いと肩こりも起こりやすいですので…。

それに身体も歪むし、変な所がたるむし、見栄えも良くないし、姿勢が悪くていいことは無いですからね。

もちろん私も含め、皆さん姿勢美人を目指しましょうね!せめて姿勢ぐらいは美しいと言われたい…!

まとめ

肩こりのゴリゴリの正体は、「筋硬結」と呼ばれる筋肉のこわばりかもしれません。

温めたり、ほぐしたりして治療することができます。痛みを伴う塊なので、潰して気持ちいいのなら、違う病気も考えられます。

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