アイロンワッペンの付け方 ナイロン生地が傷んで失敗しない温度やコツは?
子供のジャンパーを、自分のジャケットを可愛くアレンジしたい時、アイロンワッペンって便利ですよね。
でも、ナイロン生地にアイロンを当てるの、ちょっと怖くないですか?溶けてしまったらどうしよう…アイロンの温度は何度が正解なの?となりませんか?
そこで今回は、ナイロン生地の服へのアイロンワッペンの付け方をご紹介します!
ナイロン生地のジャケットやジャンパーにアイロンワッペンを付けるときのアイロンの温度は?
皆さん、普段からアイロンの温度をちゃんと使い分けることができていますか?「高」、「中」、「低」となっているものが多いでしょうかね。
ウチのは祖母のおさがりで、けっこう古いと思うのですが、「綿」とか「ポリエステル」とか、生地の素材ごとの設定になっています。なかなか細かくて便利なのですが、なんとナイロンが無い!もしかしてナイロンは、アイロンをかけてはいけない素材なのでしょうか…!?
ちなみに「ポリプロピレン」の表示があるのですが、服ではあまりお目にかからないような気がする…。プラスチック容器にはすごくよく使われているんですけどね!ポリプロピレン表示のある服をお持ちの方がいらっしゃったら、興味があるので教えてほしいかも。
さて、肝心のナイロンですが、アイロンをかけてもいいかダメかの判断は、品質表示のタグを見れば分かりますよ!
アイロンをかけてはいけない生地は、アイロンの絵にバツがついた表示がなされているはずです。
そういえば、品質表示って最近改正されましたよね。2017年の4月から始まっていたようですが、皆さん実感されていますか?私は以前の方が分かりやすかったような気がするののですが…。
話がそれましたが、アイロンをかけてもOKな場合、アイロンの絵の中に、「・」、「・・」、「・・・」と、点が1~3個のいずれか表示されています。
「・」は「低温のアイロン」、「・・・」は高温のアイロンと、3段階表示なのですね。
気になるナイロンは、低温~中温。高温でかけるのは望ましくないようです。低温か中温かは、やはり品質表示タグを確認してください。タグが無い、読めないなどの場合は、とりあえず低温で、服の端っこの方で、当て布でも当てて試してみることをおすすめします。
ちなみに低温とは「80℃~120℃まで」、中温は「140℃~160℃」くらいまでを指しますよ。
ただ、アイロンワッペンを付ける時って、上から念入りにアイロンを押し当てたりしますよね?なので、
・当て布をする
・ワッペンを置いた後、霧吹きで湿らせておく
以上のことを守っておくと、ナイロン素材でもアイロンワッペンを付けることに失敗しにくくなるようです。とはいえ絶対ではないので、自己責任でお願いしますね~!
アイロンを使うのが怖い場合は接着用ボンドや縫うのがおすすめ
アイロンで失敗するのは絶対避けたい!という方は、接着剤を使うのもおすすめです。固まってからも「柔らかいまま」の接着剤がいいですよ!くっついてからも柔らかいままだと、服などの柔らかいものにも使いやすくて便利です。まさにナイロン生地+アイロンワッペンの組み合わせにピッタリですね。
ワッペンの裏に接着剤を塗って、上から重しをしておきましょう。塗りすぎると、ワッペンからはみ出した分が重しにまで付いてしまったりするので、ご注意を!
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究極は塗って付けるのも悪くはないですが、穴が気になるといえばなるかもしれません。なので、縫い付ける時は細心の注意を覚悟を持って縫い付けてくださいね!
でも、服を捨てたいけど、ワッペンはとっておきたい、という時には、簡単に取れて便利かもしれないですね。接着剤だと剥がすのは難しそうですから…。再利用したくなるようなお気に入りのワッペンなら、縫い付ける方がいいかもしれません。
最後に
ナイロン生地にアイロンワッペンを付ける時は、当て布をして、アイロンは低温にしておくと上手くいくようです。アイロンを当てるのは怖い、という方は、固まっても柔らかい接着剤を使ったり、縫い付けてしまうことも一つの手ですよ!