大あさりの砂抜きの仕方!美味しい食べ方も一緒にご紹介!

今が旬の大あさり。お目にかかったことはありますか?え、コレあさりなの?ハマグリでしょ?と思うほど大きな貝なのですが、大あさりと呼ばれるわりに実はあさりではない…?砂抜きの仕方も、あさりと同じじゃダメ…?と、少々謎の貝なのです。

というわけで今回は、謎の貝・大あさりの正体に迫るとともに、砂抜きの仕方、美味しい食べ方などもご紹介します!

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大あさりの砂抜きは普通のあさりと同じじゃダメ!正しい砂抜きの仕方は?

なぜ普通のあさりと同じ方法じゃダメ?実は大あさりはあさりじゃない!

「大あさり」と聞くと、あぁ大きいサイズのあさりのことだな~と思っている方多いんじゃないでしょうか?かくいう私もその一人。立派なあさりやな~!と感心していました。

でも実際は、大あさりはあさりではないんですよね!その正体は、「ウチムラサキガイ」という貝。あさりと似たような風味を味わえますが、その名の通り貝殻の内側が濃い紫色で、あさりより一回り以上大きな貝なのです!

8~10cmほどもあり、身も詰まっていて食べごたえがあるので、バーベキューなんかにもあると嬉しい食材。ええですな、海鮮バーベキュー!

普通の砂抜きの仕方では砂が抜けきらない?

皆さん、あさりの砂抜きをする時はどういう方法をとっていますか?

一般的には貝をバットに並べて、海水程度の塩水に浸けて、新聞を被せて冷暗所へ~…ってかんじですよね。短時間で済む、50℃洗いなんていう方法もあるようですが。

しかし大あさりの場合普通のあさりと同じ方法だと、砂が抜けきらないことが多いみたいです。大きいだけに、飲み込んでいる砂も多いのか!?ともかく通常の手法は使えない…。

ではどうするか?そんな時はもう砂抜きをせず、貝を真っ二つに割ってしまって、砂を洗い流してしまいましょう!これが一番手っ取り早いです!

呼吸器官の付け根の所によく砂が溜まるようなので、そこを切り開いて砂を出すのもいいみたいです。

そもそも大あさりを普通に調理しようとすると貝が開かない場合が多いので、初めから真っ二つに貝を割ってしまってから調理してしまったほうが効率がいいんですよね。

そうそう、真っ二つといっても中の大あさりまで真っ二つになることはないのでご安心を。ホタテ貝を開いた時と同じようなイメージです。

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大あさりの美味しい食べ方は?

大あさりは栄養も豊富!

大あさりに含まれる代表的な栄養素は、ビタミンB12。神経を正常に保つほか、葉酸と協力して、ヘモグロビンの生成を助ける働きもあります。悪性の貧血に有効なビタミンとしても有名ですよ!水溶性で、余分な分は排出されてしまうため、摂りすぎるということはまずありません。

そして亜鉛。新陳代謝に必要なミネラルで、皮膚や粘膜を健康に保つのを助けてくれます。不足すると味覚障害などの症状が出ます。

さらに鉄分のほか、タウリンも豊富!アミノ酸の一種で、疲労回復といえばこれ!というイメージがありませんか?栄養ドリンクにも入っていますよね。魚介類にたくさん含まれる成分なんですよ!

大あさりはこう食べるのがお勧め!絶品レシピ集!

①大あさりのグリル、浜焼き、バーベキュー!
これが大あさりの、最も代表的な食べ方かと!レシピと言っても手順は少なく、
1.大あさりを半分に切り開き、炭火やグリルなどで焼く。
2.酒や醤油を垂らす。
以上です!簡単でしょう?やっぱりバーベキューでやりたいですね~。慣れていないと貝を開くのが難しいかもですが、難関はそこぐらいですかね。個人的にはバターと醤油も試してみたいです…!
ちなみに、閉じたままの貝を焼くと砂も気になりますし、貝が開いた瞬間に美味しい汁がこぼれてしまったり、第一大あさりは大きくて食べにくいので、二つに割って焼くのがお勧めです。

②大あさりのフライ
むき身にして、小麦粉、卵、パン粉の衣をつけて揚げるのも美味しいです。
1行で終わるほど簡単なレシピばかりですね!でも美味しいんです!
普通のあさりでも串に何個かさしてフライにすると美味しいです♪千葉県の木更津市の名物料理でもありますね

③大あさりの酒蒸し
ニンニクを炒め、香りが立ったら酒を注いで、半分に開いた大あさりを並べて蓋をして数分でできあがり!これも簡単で美味しいです。ワインで蒸してもいいですね~!ヨダレ出そう…。

貝って元々いいお出汁が出て美味しいですので、あまり余計な味付けや手間はいらないのかもしれませんね。

皆さんも大あさりに出会えたら、簡単で美味しいメニューに挑戦してみてください!ちなみに旬は3~6月ごろだそうです。

まとめ

大あさりはウチムラサキガイという貝で、あさりではありません。その身は大きく砂を吐き出させるのが難しいので、砂出しは二つに割って洗い流すのがお勧め。半分にしても食べごたえ充分!焼いて食べるほか、フライや酒蒸しにもどうぞ。

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