子供の鼻血がよく出るけどまさか病気？原因ってなんなの？止め方は？

子供が鼻血を出すと親としては心配になりますよね。

しかも治ったと思ったらまた次の日にはすぐに鼻から鼻血がブーっと出てる！

こんなに毎回鼻血を出してて大丈夫なんだろうか？

まさか病気？！と疑ってしまう事もあるかもせれません。

今回は子供の鼻血がよく出る原因と病気の可能性についてのお話をまとめました。

子供の鼻血がよく出る原因は？

鼻血が出やすい場所というところがあってその場所をキーゼルバッハといいます。

この場所には細い血管が集まっていてここに傷がつくと出血します。

大人も子供もこの場所から出血していることが多いのですが、
子供の場合気が付いたら鼻をほじほじしている事って多いですよね。

たったこれだけの事なんですが実は粘膜を傷つけていることがあります。

そうするとそこから鼻血がダパーって出てきちゃうんですね。

丁度鼻をほじほじする辺りにキーゼルバッハがあるので傷つけてしまって鼻血が出ます。

鼻をほじほじする以外にも鼻風邪をひいたり花粉症で鼻水が出ていたりしていても粘膜が傷つきやすい状態です。

その時に鼻をチーンとかむとその刺激で鼻血がダパーと出てきます。

私の子供も鼻血が出やすい体質の様で心配だったのですが鼻血を出すときは決まって鼻をほじほじしている時か鼻をかんだ時なんですよね。

なるべく爪を短くして鼻の粘膜への刺激を少しでも軽くしようとしてるんですがほじほじがくせになているようで防ぐのが難しいです…。

また、夏も鼻血が出やすいことがあるようです。

夏は気温がとても高くなって鼻の粘膜の血管が開きやすくなってしまうのでこれが原因で鼻血が出ることもあります。

また、夏だと暑いので粘膜が開きやすい状態で血が止まりにくいといった事もあります。

鼻血が止まらなかったり何回も出たりすると病気の可能性があるの？

子供は基本的に鼻血が出やすいです。

大体が鼻をいじった刺激で軟膜が傷付いて鼻血が出ます。

子供ってクセなのか鼻をよくいじるので前回鼻血を出した場所が治りきっていないのにまたいじって刺激してしまって出やすくなってしまうんですね。

ですので大抵の場合心配はいりません。

なぜ鼻血で白血病を疑うのかというと
白血病になると白血球が増えすぎてしまって血液が固まりにくくなってしまい鼻血が出やすくなります。

鼻をいじったりしていないのに突然鼻血を出したり血が止まらない、あり得ないくらいの血が出る場合は時は注意が必要です。

もし血液の病気だった場合鼻血だけではなく転んで出来た怪我でも血が止まりにくいので普段の怪我が大丈夫ならそれほど心配はしなくていいのかもしれません。

鼻血をとめる方法は？

鼻血が出たから横になって楽な姿勢になって！

これって実は間違いなんです。

鼻と口は繋がっているので横になってしまうと血が口の方までにきてしまって気持ち悪くなってしまいます。

しかも伝ってきた鼻血が口からでてしまう場合もあるのでそれを見て、口から血を吐いた！！とびっくりすることも…。

この方法圧迫止血というんですがとても鼻血が止まりやすい方法です。

よく鼻にティッシュを詰めて止血しますが実はそれも間違いです。

幼稚園とかでは鼻ティッシュをしている子はちょっと注目を浴びる勇者っぽい存在で飛び出したティッシュすら輝かしいアイテムでしたが残念ながらダメな方法だったんですね。

確かに血は止まるのですがティッシュは鼻から取った時にせっかくかさぶたになった部分を一緒に剥がしてしまってまた血が出てきてしまう事もあります。

もし鼻に冷たい場合はかさぶたを剥がしにくい綿を詰めるのがいいのですが綿って鼻血を出した時にすぐ用意出来る物ではないですよね。

そのことからも鼻血をとめるのに一番適している方法は鼻を詰まんで止めるのがいいですね。

最後に

子供は鼻をよくいじるので鼻血を出しやすいです。

大量の出血や血が止まらないなんて事がなければあまり心配はいりません。

鼻血が出てしまった場合は鼻をつまんで圧迫止血をすると止まります。

子供だけではなくて大人にも有効な方法なので鼻血が出たときに試してみてくださいね。