溶連菌は大人でも合併症になる?再発する期間は?実際の体験談

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溶連菌感染症は子供が多くかかる病気とされていますが大人もかかります。
といいますか、私が溶連菌感染症をしてかなり激しい喉の痛みに悩みました。
私の場合、一緒に合併症もおこしてしまい、治るまでかなり辛い日々を送りました…。
今回はその時の体験談のお話です。

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溶連菌の症状

初期症状はとにかく喉が痛くて高熱でした。
私の場合、そこに咳が止まらないという事もあったのでですが、
風邪をこじらせたかな?と思っていたんです。
熱が出たときは大体1日位寝てれば回復していたので
医者にもいかず休んでいたのですが、全く良くならない…。

むしろのどの痛みは増すばかりです。
流石にちょっとおかしいと喉を見てみたら、
なんと喉が真っ白!!!

喉に口内炎が沢山出来たような感じです!
これは痛いわけだ…
というか自分の喉に失礼ながら気持ちが悪い。

ここでこれは普通の風邪ではないと思い医者に行くことにしました。

当時休日だったのでちょっと大きな救急医療機関に行って診察しました。
何科に行っていいのかよく分からなかったので症状を伝えると
耳鼻咽喉科に行くことになりました。

そこで診察してもらったんですが、
喉を見てもらって化膿性扁桃炎と診断されました。

この時熱は少し下がっていて37度後半
のどの痛み、咳MAXでした。

救急なので休日が終わったら近くの耳鼻咽喉科に行ってねと言われ
薬(抗生剤)を2日分貰ってその日の診察は終了。

帰りはご飯作るのが面倒だったので
某お弁当屋さんでステーキ弁当を買って食べたら
もがき苦しむほどタレがしみて喉が痛かったデス…(おバカ)

喉が激しく痛いときにステーキ弁当は危険です!!

休み明け、薬が効いたのか喉の白い部分は大分完全されたのですが
やっぱり痛みと咳が続いていたので最寄りの耳鼻咽喉科へ。

そこで症状を伝えたとところ、
もしかしたら溶連菌感染症かもしれない
という事で検査をすることに。

喉に棒のようなものを付けて検査をするのですが、
当時溶連菌の検査結果が出るのに数日かかっていたんです。
最近子供が風邪をこじらせたときに小児科で検査してもらった時は10分で検査結果が出たので、
科学の進歩はすごいな~と感じます。

そして数日後に検査結果を聞きに行くと
やっぱり溶連菌感染症との事。

その時はすでに熱は無くなっていて喉の痛みも軽くなっていたのですが抗生剤を貰って治療することに。
でも、この時咳はまだ仕事が辛いほど激しかったんです。。。

薬を飲んでいれば治るかな~なんて軽く考えていたけどぜんっぜん良くならない。

薬が効いたのか、熱は無く喉の痛みも軽くなり、でも咳だけが止まらない。
むしろ夜寝ることが出来なくて呼吸困難起こしそうなほどの激しい咳。

これって本当に溶連菌なの??

そういえば溶連菌って咳って出ないんじゃなかったっけ?

そんな疑問が出てきます。
そしてもう一度診察してもらう事に。

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合併症の正体は百日咳

病院で、溶連菌がどうこうよりも咳が辛くてたまらない!
という事を伝え血液検査をしてもらう事に。

当日には結果が出ないという事だったので
数日後検査結果を聞きに行くと。

咳の正体は百日咳。

百日咳はその名の通り百日間咳が出続ける病気。
小さな子供がかかると呼吸困難で死に至ることもあるので
赤ちゃんの時に予防接種をしなければいけない病気です。

この病気も子供がかかりやすいのですが、
予防接種の効果が切れた大人にも最近かかり始めているようです。

確かに当時ニュースで百日咳が流行ってるってやってました。

そう、私は溶連菌と百日咳の両方にかかっていたのです。

そりゃ、辛いわ…。

百日咳は抗菌性物質製剤を7日間飲まなければいけません。
溶連菌の時の薬と合わせると結構な量の薬を飲んでいます。
金額も中々いい値段で仕事を長く休んでいたのでヒーヒー言ってました。

でもね、悲劇はこれでは終わりません。。。

薬の飲みすぎで更なる合併症?

咳が辛いですが病名も分かって薬を貰ったから一安心。

でも、薬剤師さんがちょっと気になることを言っていたんです。

抗生物質を飲んでいる期間がちょっと長くて免疫が落ちるのが心配。
調整剤を追加する許可を先生から貰ったって足しておいたけどヨーグルトを沢山食べるようにしてね。

そんなことを言われたんです。
何の事かよくわからないなぁなんて呑気にしていたんですが、
悲劇は突然訪れます!

ある日の朝起きると…

とある場所がめっちゃくちゃ痒い!

どれくらい痒いのかというと、我慢できなくて掻きむしりたいくらいに痒い!
しかもその場所というのが、お・ま・た…。

もうね、頭の中クエッションマークだらけですよ!
なぜこんなことに??

仕方が無いからまた病院です(´Д⊂ヽ
今回は産婦人科。
そこで診断された病名、カンジダ。

もう、呪われているとしか…。

これも感染症です。
実はこれは薬の飲みすぎが原因だったんです。

溶連菌や百日咳のお薬は菌をやっつける薬。
悪い菌を退治するだけならいいんですが、
一緒にいい菌までやられてしまうんですって。

それで免疫が無くなってしまって
カンジダを発祥してしまったという事らしいです。

だからヨーグルト沢山食べてねって言われたんだ~!!!

もう、厄年か?ってくらい
ほんの1ヶ月の間でいろんな病気になりました。

ちなみにカンジタは早く病院に行って
薬を貰えばすぐに治りやすい病気なので
恥ずかしがらずにさっさと病院へ行った方がいいですよ。

溶連菌は再発期間がある?

さて、これで一通り終わったように思えますが、
一応溶連菌には再発する期間というものがあるようです。

ですので薬を貰ったからおしまい!
という訳ではなく、1か月後くらいに再検査をしに行きます。

そこで溶連菌の検査をして反応が無かったら完治という事になります。

例のごとく当日に検査結果が出ない時だったので
結果は後日に電話で聞くことに。

そして、その結果は…

大丈夫です!という事でめでたく完治。

そのころには咳も大分落ち着いてきて日常の生活が送れるくらいに。

ここで、まだ溶連菌が治っていなかったらまた薬を飲まないといけなかったんですよね。
そんなことしたらまた、産婦人科のお世話になるかもしれないとかなりビクビクしていましたがそれは無くてよかったです。

最後に

今回私が溶連菌になった時に一緒にかかった病気は

化膿性扁桃炎、百日咳、カンジタです。
まさか、こんなに沢山一気にかかるなんて事は思っていなかったのでかなり体力的にきつかったです。
一番辛かったのは百日咳。
夜は寝れないし、咳のし過ぎであばら折れそうになるし、呼吸はしずらいし…
溶連菌も辛かったのかもしれないけど、百日咳の辛さで打ち消されてしまった感じです。

特に溶連菌と百日咳は仕事に行くことが出来ないので
金銭的にも辛い日が続いてしまいました(-_-;)

もう二度とかかりたくないですね。。。

その他にも腎炎とかとびひなどの合併症を起こす人もいるようですので注意が必要ですね。

最後の再検査は結構重要らしくてここできちんと完治しておかないとまた溶連菌にかかってしまう可能性もあるし
他の人にも移しかねないので、しっかりとお薬を飲んで治しておきましょうね!

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