赤ちゃんの急性胃腸炎の症状と潜伏期間は?食事は何をあげたらいい?
赤ちゃんの急性胃腸炎、
見ているだけでも辛いですよね。
今回は赤ちゃんの急性胃腸炎の
潜伏期間と食事はどうしたらいいのか紹介します。
赤ちゃんの急性胃腸炎の原因
急性胃腸炎になってしまうにはウイルス感染と細菌のどちらかが原因です。
ウイルス感染の場合、家族の誰かが急性胃腸炎になってそれが移ったり
学校や会社などの人の多い所からウイルスを貰ってしまって移ることがあります。
もちろん赤ちゃんにもうつってしまいますので注意してください。
ウイルス性の急性胃腸炎は特に冬場に多くなりやすいです。
細菌の場合、O‐157等の細菌が原因で急性胃腸炎になります。
ウイルスのように空気感染はしませんが、口から菌が入って感染します。
春から夏の食中毒になりやすい時期になりやすいです。
赤ちゃんの急性胃腸炎の潜伏期間と症状
感染してから約1~3日後に急に症状が現れます。
症状は主に下痢と吐き気です。
赤ちゃんの場合おむつ替えをするときに毎回緩いうんちをして
次第におしっこみたいに水っぽいうんちになります。
見るからに固型ではなくなってしまっている
おむつに水分が吸収されてるうんちです。
場合によってはおむつからはみ出してしまうほどの量が出来てしまう事も。
臭いもいつものうんちの臭いとは違って
ちょっと酸っぱい?と感じるような臭いになります。
見れば明らかにいつもと違うというのが分かるので、
症状に気が付いたらすぐに病院へ連れて行ってあげて下さい。
大抵の場合2~3日くらいで回復してきます。
食事は何をあげたらいい?
軽症の場合まだミルクだけの赤ちゃんはそのまま母乳や粉ミルクで大丈夫です。
水分が足りなくなって脱水症状にならないようにこまめにあげて下さい。
ミルクのあげ過ぎが気になる様でしたら時々白湯に変えてあげて下さい。
でも、白湯ばかり与えていると塩分不足になってしまうので
ミルクとバランス良くあげて下さい。
もしも下痢が1週間以上続いている場合は乳糖不耐症で下痢をしている事があります。
その場合は一度ミルクをやめて赤ちゃんにあげても大丈夫な
塩分や糖分の入った専用の飲料水をあげたり、無乳糖のミルクにすると良くなることがあります。
見極めが難しいですから、医師の診断に従うのが一番いいですね。
離乳食が始まっている場合は、出てきたら消化のいいおかゆからあげましょう。
まだ、腸が弱っていて食べ物を消化するのに時間も体力も必要なので
無理をしないように少しずつ慣らしていくのが良いですね。
小さく切って良く煮込んだ野菜スープは栄養もあって飲みやすくオススメです。
具合が悪いときにあげがちなアイスは
油分が多く消化に悪いので元気になってからあげるようにしましょう。
脱水症状にならないように予防を!
嘔吐や下痢が続いていると体の水分が無くなってしまって
脱水症状になってしまう危険性があります。
脱水症状になる原因は水分不足だけではなく、
塩分と水分のバランスが崩れてしまうのが良くありません。
バランス良く与えてあげるのが大事になります。
もしも、おしっこの回数が減った、おしっこの色が濃くなった、
泣いているのに涙が出てこない、唇がカサカサしている、
こんな症状が現れたら要注意です!
脱水症状は命の危険もあるので即病院へ連れて行ってあげて下さい。
最後に
赤ちゃんは自分から気合が悪い、喉が渇いたと言えないので
お母さんが気づいてあげる必要があります。
急性胃腸炎自体は症状は辛いですが2~3日で回復してきますので
後は脱水症状など、重症化しないようによく見てあげて下さい。
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