ハイドロキノンとトレチノインそれぞれの効果は?両方使って大丈夫?

146915

シミを消すのに役立つ
ハイドロキノンとトレチノインですが、
それぞれの効果を知っていますか?

自分のシミに合った使い方をするのが
出来てしまったシミを消す近道になります。

スポンサーリンク

ハイドロキノンの主な効果

ハイドロキノンは、
イチゴやブルーベリーなどに
含まれている物質です。

ハイドロキノンは
肌の漂白剤と呼ばれており
シミの原因となるメラニン色素の
生成を抑える働きがあります。

更に、そのメラニン色素を作る
メラノサイトという細胞を減少させます。

ハイドロキノンの効果が
期待できるシミのタイプは
・炎症後色素沈着
・肝斑
・そばかす
・日光黒子
となります。

海外では以前よりシミの改善薬として
使われていましたが、
日本で美白の成分として
知られるようになったのは最近です。

それは2001年の薬事法の規制緩和までは、
ハイドロキノンは医師の処方の
下でしか使用できなかったためです。

注意点としては、
人によってかぶれることがあること、
強い紫外線によりシミが
濃くなってしまう場合があることです。

使い方が少々難しいですが、
正しく使えばシミを消す
大きな手助けをしてくれます。

スポンサーリンク

トレチノインの主な効果

トレチノインは、
ビタミンA誘導体の一種です。

トレチノインには新陳代謝を促す
ビタミンとして知られている
ビタミンAの約100倍から300倍の
強力な肌の新陳代謝を促す効果があります。

それによって、メラニン色素を
体外へと排出してくれるという
効果が期待できます。

更に、ヒアルロン酸やコラーゲンの
生成までも促進してくれるため、
お肌のシワにも効果が期待できます。

また、皮脂の分泌を
抑えてくれるはたらきを利用して
ニキビ治療にも使われています。

微量ですが人間の体内にも
存在している成分であるため、
アレルギー反応を起こす心配が少ないものです。

細胞分裂に関係するビタミンの
ひとつであるため、
妊娠中、授乳中の人は
使用することが出来ないので
注意が必要です。

ハイドロキノンとトレチノインの違い

ハイドロキノンはシミの原因である
メラニン色素の生成を抑え、
メラニン色素を作る
メラノサイトを減少させることによる
シミ予防の効果の他、
すでにできてしまったシミにも
美白効果が期待できます。

対してトレチノインは、
肌の新陳代謝を促すことで、
皮膚内のメラニン色素を体外へと
排出してくれるはたらきがあります。

ハイドロキノンは漂白作用で
シミを薄くするのに対して、
トレチノインは新陳代謝で
肌を生まれ変わらせることで
シミを薄くします。

同じシミに効果がある
成分ではありますが、
シミに対してのアプローチが違うのです。

違う場所へ働きかけるので
両方使う事で効果をあげる事が出来ますが、

副作用として
ハイドロキノンは炎症を
起こしてしまうのに対し、
トレチノインは皮膚が
剥けてしまうことがあります。

まずは両方使ってみて、
副作用が出ないようでしたら
どちらも一緒に使うといいです。

コメントを残す

このページの先頭へ