じゃがいもの芽が出るのを遅らせる保存方法!緑色になるのも防ぎます
じゃがいもってまとめて買って
ちょっと使うのを忘れただけでも
芽が出てしまって
ダメにしてしまう事がありますよね。
そんなお悩みの人に
今回はじゃがいもの芽が出るのを
遅らせる保存方法を紹介します。
基本の保存方法
まず、じゃがいもの
基本中の基本の保存方法です。
じゃがいもは日の光や湿気に弱いので
風通しのいい日の当たらない
場所に置くようにしてください。
風通しのいい場所が無い場合は、
3~4個くらいずつ新聞紙に包んであげると
湿気を吸ってくれます。
じゃがいもは日に当たると
皮が緑色になったり芽が生えたりと
毒性のあるソラニンという物質が出来ます。
とても毒性が強く
そのまま気にしないで食べてしまうと、
食中毒や免疫の無い小さな子供は
場合によっては命の危険もあるので
緑色になった皮や芽は
必ず取り除いて食べるようにしてください。
じゃがいもとりんごと一緒に保存
りんごから出るエチレンという
ガスがあるのですが、そのガスが
じゃがいもの発芽を
防いでくれる役割をしてくれます。
ただ隣に置いておくだけだと
上手くガスを受けてくれないので、
ポリ袋などに一緒に入れて
保存しておくといいですね。
エチレンガスはじゃがいもの
発芽を遅らせますが、他の野菜や果物の
老化を早めてしまう働きもあります。
この方法をうまく利用して、
まだ熟していない果物を
りんごと一緒に保存すると
数日で美味しくなるのですが、
野菜などと一緒に保存すると
野菜が腐りやすくなってしまいます。
冷蔵庫で保存するときは
りんごだけ他の袋に入れるなどして
エチレンガスが他の食材に
付かないように気を付けましょう。
じゃがいもを熱湯をかける
じゃがいもの芽が生えてしまう原因は
アミラーゼという酵素が
発芽を促しているのですが、
70℃以上の熱湯をかけることで
アミラーゼの働きを無くすことが出来ます。
芽が生える原因を元から絶つ方法です。
やり方は、ザルにじゃがいもを入れて
まんべんなく熱湯をかけます。
その後、すぐに水分を拭きとって
良く乾かしたら後は基本の保存方法で
紹介した方法で保存してください。
大体1ヶ月位芽がでることなく保存できます。
まとめ
ちょっとひと手間かけただけでも
じゃがいも長く保存出来て
美味しく食べることが出来ます。
折角買ってきたじゃがいもに
芽が生えてしまっては、
使えるところが減ってしまって勿体ないので
少し面倒かもしれませんが、
試してみてくださいね。