グルテンアレルギーの症状は?小麦アレルギーとの違いって何?

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朝ごはんにパンを食べる人も多いと思いますが、
そのパンに使われている小麦が原因で
アレルギーが起きてしまう事があります。

体の疲れがいつも取れない、
慢性的な頭痛持ちさんはもしかしたら
グルテンアレルギーの可能性があるかもしれません。

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グルテンアレルギーの症状

グルテンという小麦や大麦など
穀物に含まれているタンパク質の一種を
摂取するときに起こるアレルギー反応で、
症状は個人差によりますが
次のような体調不良を起こします。

例えば、腹痛や下痢、吐き気などの
消化器異常を引き起こしたり、
皮膚には湿疹などの症状が現れます。

皮膚の湿疹と言えども症状は様々で
口の中に口内炎が出来たり、
ヘルペスのような胞疹までと
全身に様々な症状が現れます。

後は全身倦怠感や頭痛などの
症状も現れることがあります。

軽度のアレルギーならば軽い胸やけや
腹部膨満感程度出すぎるので
気にすることはないですが、
糖尿病や重いぜんそくに等にも
発展してしまう事があります。

自分では気が付きにくいですが、
慢性的な疲労感や頭痛も実は
グルテンアレルギーの症状の一種という事があります。

このように人によって症状の現れ方はいろいろあります。

軽度の場合、自分が本当にグルテンアレルギーなのか
よくわからない場合は、しばらくグルテンが含まれている食べ物を控えてみてください。

しばらくして体調が良くなってきたら、グルテンアレルギーの可能性があります。

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グルテンアレルギー避けたほうがいい食べ物

グルテンは主に小麦や大麦、
ライムギなどの穀物に含まれているので、
その穀物から作成された加工物まで
幅広く避けなければいけません。

パンや麺類、ビールなど穀物から作成されたものと
分かりやすいものもありますが、
ハンバーグや唐揚げ、てんぷら等の調理過程で
つなぎとしてグルテンを使用されたものもあるので
これも避けなければいけません。

中には植物油やドレッシング、
スパイスなどにもグルテンを使用した添加物が
含まれている可能性もあるので
確認をして摂取しなければなりません。

健康だと気づきませんが、日常の食事の
あらゆるところにグルテンは含有されています。

しかし、最近ではグルテンフリーという
グルテンを取り除いてあるという表示がある
食物もあるので参考になるでしょう。

また、グルテンフリーの食材を食べるように
心がけることによって、慢性的な疲労感が
回復したと感じる人もいるようです。

グルテンアレルギーと小麦アレルギーの違い

小麦には何種類かのタンパク質が含まれます。

その一部にグルテンが含まれます。

そのためタンパク質のどの種類に
アレルギー反応を起こすかによる違いがあります。

詳しく言えば小麦に含まれるたんぱく質は2種類あり、
グルテンは生理食塩水などに溶けにくい成分の種類、
もう一つは生理食塩水などに溶けやすいものに分類されます。

小麦アレルギーと言ってもこのどちらか、
もしくは両方に反応が起こるかによります。

そのためグルテンでアレルギーを起こすならば
小麦でなくてもグルテン入りのものであれば
米粉パンでも症状は起こりやすくなるということです。

とくにグルテンアレルギーは数値では
なかなか現れないので、なにか症状が現れたときは
小麦という大きくまとめたアレルギーとされることが多いのです。

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