男の子しかいない家庭のひな祭りどうする?男の子用の雛人形って?

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3月3日の「ひな祭り」、女の子がいるお家は、お雛様を飾ったりご馳走を食べたりと、とても楽しく華やかな一日になりますよね。では、男の子しかいないお家では?雛人形は飾っちゃおかしい?

祝日でもないし、ケーキもひし餅も無しの、なんてことない一日になっちゃうの?なんだか、淋しいですよね。

というわけで、男の子だけでも、ひな祭りを祝ってオッケーに思えてくる情報や、実際に男の子しかいないお家ではどうしているのかをちょこっと調べてみました。

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昔は男女差の無かったひな祭り

もともと3月3日は上巳の節句(桃の節句とも)呼ばれ、年齢や性別関係なく、紙や草で作った人形に自分の穢れを移して川や海へ流していました。

この儀式と、平安時代に貴族の子どもたちの間で流行った人形遊びが結びついて、現在のひな祭りになっているようです。

昔は男の子も無関係ではなかったんですね。

では現代の男の子しかいないお家では、ひな祭りをどんな風に過ごしていらっしゃるのでしょうか。

男の子だけの家庭はひな祭りのお祝いはする?しない?

実は私の主人は男4人兄弟という男所帯で育った人間なのですが、彼の実家では、ひな祭りは普通の一日で、これといったイベントは何もしなかったそうです。

きっとそういったご家庭も少なくないでしょうね。

でも、女の子がいなくてもひな祭りのお祝いしますよ~という方も、世の中にはけっこういらっしゃいました!中でも多かったのは、ちらし寿司を作るというママさん。

彩り鮮やかで、食卓が華やぎますよね。お子さんと一緒に作っても、楽しいかもしれません。

他にも、ハマグリのお吸い物を作る方や、ひなあられだけは、ケーキだけはという方もいらっしゃって、皆さんお料理をそれらしくすることでささやかにひな祭りをお祝いされることが多いようです。

そして息子のため、でなく自分自身、つまり女の子であるママのために祝うという意識が皆さん強いようです。この日だけは「ママの日」と言って、お姫様扱いしてもらう、なんて楽しそうな一日を過ごす方もおられるようですよ!

男の子であっても、「ひな祭り」という行事があるんだよ~と教えてあげるために、ささやかにお祝いするのもいいですね。

中には、ママのために雛人形も飾っちゃう、という方もいらっしゃいましたが、調べているうちに「男の子用のお雛様」なるものを発見してしまいました!

そんなもの、本当にあるんでしょうか?

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男の子用の雛人形が存在する?

それは「天神人形」、「天神様」などと呼ばれる、平安時代の偉人・菅原道真をモデルにした人形のことです。

学問の神、農耕の神、書道の神などとして崇められる彼にあやかって、立派な人間になるようにという願いを込めて、男の子にこの人形を贈る風習が生まれたんですって!

特に静岡県の志太地区(焼津市、藤枝市あたり)ではポピュラーな存在で、「志太天神」なる独特の天神様も存在するよう。

ちなみにお茶農家の多い地区なので、5月の節句は茶摘みで忙しくなるため、3月の桃の節句と合わせて、4月3日が男女の「ひな祭り」となっているようです。

だんだん、ひな祭りが女の子だけのもの、という意識が薄れてきていませんか?今まで祝っていなかった方も、今年の3月3日はお料理だけでもそれっぽくしてみませんか?

ひな祭り男の子も喜ぶレシピ集☆

ここでは、見た目華やかでなるべく簡単に作れそうな、ひな祭りにぴったりのレシピを集めてみました!ぜひ3月3日、お子様と一緒に作ってみてください!

≪おにぎりの型で作る海鮮ちらし寿司≫
鮮やかなちらし寿司を、お子さんと一緒に作ってみるのも楽しそうですよ!

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材料(約8個分)
すし飯・・・・・・・・・・・・・・・お米2合分
サーモン・マグロなど好みの魚介・・・適量
アボカド・・・・・・・・・・・・・・1/2個
かいわれ大根(なくてもOK)・・・・・適量
錦糸玉子・・・・・・・・・・・・・・適量

作り方
①お刺身やアボカドを、すべて同じ大きさの賽の目にカットする。
②おにぎりの型に錦糸玉子とかいわれ大根を敷き詰める。
③②に上にお刺身とアボカドをバランスよく敷き詰め、その上に酢飯をよそう。
※具とご飯のくっつきが悪い時は、具にマヨネーズをかけてからご飯を敷き詰めても。
④上フタで軽く押し固め、型から抜く。
⑤大皿に並べて完成!
※お好みで、イクラや錦糸玉子で周りを飾り付けても。
※二等辺三角形のおにぎり型を使うと、8個をケーキのように放射状に並べられます。

≪3色肉団子≫
カラフルで食卓が華やぎますよ!

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材料(串約10本分)
鶏ひき肉・・・・・250g
生姜汁・・・・・・少々
長ネギ・・・・・・1/3本
片栗粉・・・・・・15g
塩・こしょう・・・少々
ニンジン・・・・・1/3本
ほうれん草・・・・2枝

作り方
①ニンジンとほうれん草は柔らかく茹でてフォークで潰し、包丁でペースト状にする。
②ボウルにみじん切りにした長ネギ、生姜汁、片栗粉、塩・こしょうを入れて、粘りが出
るまでよくこねる。
③②を3等分にして、1つにニンジン、1つにほうれん草のペーストを混ぜ込む。
④3等分にした肉を、スプーンを使って2㎝位のボール状に丸めて茹でる。
⑤浮いて来たらザルで取り出す。
⑥1本の串に3種類の団子を1つずつ刺して完成!

≪抹茶と黒豆のケーキ≫
ホットケーキミックスと炊飯器を使うので超お手軽にできます!

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材料(5合炊き炊飯器1回分)
ホットケーキミックス・・・150g
抹茶ミルク・・・・・・・・50g
卵・・・・・・・・・・・・2個
生クリーム・・・・・・・・200㏄
グラニュー糖・・・・・・・大さじ3
黒豆の甘露煮・・・・・・・80~100g
マーガリン・・・・・・・・適量

作り方
①ボウルにマーガリン以外の材料をすべて入れ、よく混ぜる。
②炊飯器の内釜にマーガリンを薄く塗って、①の生地を流し込む。
③普通に炊飯する。
④竹串を刺して、何もついてこなければ完成。生っぽければもう一度炊飯する。

まとめ

どうやら昔は3月3日のお祝いに性別は関係無かったようですし、現代でも、子どもは男の子だけど、ひな祭りをささやかに祝います、という方も多いみたいです。なので迷っているあなたも、まずは食卓に、ひな祭りレシピから取り入れてみませんか?

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