喪中はがきを手作りする場合フォントはどうする?一言メッセージは?
年末になってくると、年始の準備の一つとして年賀はがきが思い浮かびますよね。
今年は喪中なので、家で喪中はがきを作ってみようかな。となった時、薄書の方がいいのか?
メッセージは一言添えてもいいのか気になりますよね。
印刷終了後にしまった!とならないように、今回は喪中はがきを出す際のマナーについて紹介します。
喪中はがきとは?
1年以内に親近者に不幸があった時、喪に服する(親近者の死を受けてそれを悲しむものが過ごす儀礼状態)ために新年のあいさつを欠くことを事前に知らせるあいさつ状のことです。
喪中はがきを出すのはどこまで?
一般的には、配偶者、兄弟、直系の血族、配偶者の両親、祖父母などの2等親までと言われています。
最近は、2等親の祖父母の場合にも喪中はがきを出さない人が増えているようです。
私の場合、2等親である祖父が亡くなった時に喪中はがきか年賀状にするか悩みました。
理由としては、息子が産まれたので出産報告をしたかったこと、主人の会社、知り合い関係の年賀状が多かったことがありました。
最終的には、私の両親と相談し祖父が県外に住んでいたこと、年賀状も主人の会社関係が多いことがあり、年賀状を出すことにしました。
ちなみに、郵便局の方にも相談してみましたが祖父母と同居でなければ喪中はがきを出さない人が多いとのことでしたが、最後にはご両親と相談して決めてくださいと言われました。
2等親であっても、私のように年賀状を出す場合もあります。
しかし、一番は両親や親戚の方と話し合い相談して決めるのが最善策だと思われます。
喪中はがきを手作りする場合のフォントは何がいいの?
印刷は薄くしなくても大丈夫です。
普通の印刷の色の黒で印刷してください。
一般的に明朝体、ゴシック体が日本語の2大活字書体と言われているので、どちらかの書体にするのが無難だと思います。
はがきは、普通のはがきか郵便はがきで年賀はがきは避けてください。
色やデザインが派手でなければ、イラストが入っていても大丈夫です。
ちなみに、イラストには意味があります。
蓮 神聖
百合 純血
水仙 神秘
すみれ 誠実
誰が亡くなったからこのイラストにしなければならないという深い意味はありませんが、イラストを選ぶ際は上記の絵の中から選ぶようにしましょう。
喪中はがきにはメッセージ必要?
喪中はがきにメッセージを添えるのはマナー違反と言われることもあります。
これは、不幸が重ならないようにお礼を重ねて伝えないという意味が含まれているようです。
しかし、一言メッセージを添えたからとってマナー違反になるわけではないようです。メッセージを添えるのであれば、一言手書きで加えると、あたたかみを感じるははがきになると思います。
しかしここで注意点があります。
一言添えるメッセージとしては、今度遊びましょう、今度飲みましょうなどおめでたいことなどの報告は慎みましょう。
相手を気遣う言葉や故人の思い出話しを添えましょう。
良い年をお迎えくださいますように、心よりお祈り申し上げます。
喪中はがきの書き方
<裏面>
① 年始、年頭、新年を使用します。※年賀は使用しません。
② いつ、誰が亡くなったかを書きます。
③ 受け取る側がわかりやすいように故人との続柄を書きます。
<表面>
① 住所は宛名より小さく書きます。
② 宛名は住所よりも少し下げて書きます。
最後に
喪中はがきの作成は、年賀状を作る相手側を予想して、だいたい12月頃発送することが多いようです。
12月ということもありクリスマス、年末の準備とバタバタとしている時期でもあります。
きっかけがないと喪中はがきについての知識は入りませんが、普段から喪中はがきを受け取った時に誰が亡くなったのか、書き方、どのくらいの時期に送られて来たのかなど意識して見てみると良いと思います。
普段から少しずつ知識を入れていくことで、いざという時焦らないで喪中はがきの準備に取り組むことが出来ると思います。
タグ:年賀状