家の中がカビ臭い原因って?臭いの対処と対策の仕方は?
家の中がカビ臭い…と感じたことのある方って、いったいどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
私は年中鼻がつまり気味なので、お部屋の中で感じたことはないのですが、お風呂に入っている時にふと、これはカビの臭いか!?と思うことがあります。
我が家はすごく湿気てるんですよ!住んでいる場所の問題なのか、庭がうっそうと茂りすぎているのが問題なのか、とにかく夏でも冬でも湿気てるんです。
なので確かにカビは発生しやすいんですよね。
これまでは見て見ぬふりをしたりしなかったりしてきましたが、子供が生まれた今、一度しっかりカビ退治するべきですかね!
ということで、カビ取りの方法とか、普段からできるカビ対策とかってあるんでしょうか?
カビについて
まずはカビについてお勉強しましょう。あんまり楽しくないですが…。
実はカビも生きているので、代謝をするんですって。そして代謝する時に、いわゆる「カビ臭」を放つんだそうです。
我々人間の鼻で感知できるほどカビ臭いってことは、お部屋のどこかにギッシリとカビが生えている証拠だそう!想像しただけで気分が悪くなってきますね。
実際カビを放置しておくと、喘息や肺炎、アレルギーのリスクにもなりかねないので、探して!見つけて!退治してください!
ちなみに、カビが大好きな環境の条件は主に3つあり、
①22℃~25℃の最適な温度環境
②湿度60%以上の最適な湿度環境
③最適な栄養環境(ホコリ、フケ等)
だそうです。③はさておき、①と②って私たちにとっても、困ったことに、すごく快適な環境ですよね。だからこそ、カビに悩む方々も多いんでしょうね。
臭いの原因!嫌なカビの取り方
では一体、カビが生えやすい所って、どんな所なんですかね?
生えやすい場所と、それぞれのカビ退治方法についてまとめてみました。
≪お風呂場≫
ここはもう、ベスト・オブ・カビ繁殖場所ですよね。ちょっと油断したらすぐ生えますよね。あったかいし、家の中でどこよりも湿気てますもんね。
具体的には、四隅やゴムパッキンに生えることが多いです。これは市販のカビ取りスプレーなんかでササッと対応できますね!
でも実は、もっと酷い場所があるんですって…。それはエプロンの中です。お風呂場のエプロン!?って思いますよね。私も思いました。
私の語彙力ではすっごく説明しにくいんですが、バスタブの側面についてるパネルのことです。
浴槽の種類によっては無い場合もあるようですが、そうでなければ説明書に取り外し方が書いてあるみたいなんで、一度確認してみましょう。
そして肝心の掃除の仕方ですが、これも市販のカビ取り剤でオッケーです。
ただ、奥の方を掃除するとなると、大量に薬剤を吸い込む可能性が高いので、できれば防毒マスクをした方がいいとか。けっこう大変な作業ですね。
でも一回やってしまうと気持ちがいいでしょうね!どうしても面倒な方は、一度プロにお任せしてみるのもいいかも。
≪クローゼット≫
普段は締め切っていることが多いので、カビが生えやすい環境だそうです。
隅っこにちょこっと生えた程度であれば、市販のカビ取り剤で対処するか、エタノールで拭き取れば済むんですが、服につくと変色してしまう恐れがあるので、十分に注意して作業しましょう。
また、広く繁殖してしまった場合は、服を捨てたり、場合によってはクローゼットごと買い替え…なんてことになってしまうみたいなので、こうなる前に対処しないといけませんね!そうなって
しまったら、むやみに服を引っ張り出すと、部屋中にカビの胞子が散ってしまいます!
服についちゃった場合は、乾燥機に入れればたいていのカビは除去できるそうです。カビは60℃以上に10分さらすとほとんど死滅するそうです。
ただ、乾燥機に入れられない服や、あまりにひどい状態なら、捨ててしまった方がいいでしょう。まあ、そこまでになることは滅多にないでしょうけどね。
≪窓枠≫
冬は結露のせいで、よく窓枠にカビ生えませんか!?ウチは正にこれに困ってるんですけど…。
軽度であれば、水拭きで取れますよね。
それでは取れないときは、住宅用の中性洗剤を霧吹きで吹き付けて、5分ほど置き、濡れ雑巾で拭き取ります。
それでも取れない頑固なカビには、水に濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを貼り付け、その上からカビ取り剤をスプレーし、15分ほど置いてから濡れ雑巾で拭き取ります。
乾いたら、エタノールを吹き付けて殺菌しましょう。80%以上の消毒用エタノールを使用してくださいね。
カビが発生しない為の対策
どこでも共通して言えるのは、「換気すること」です!これが一番大事なんですよね。
でも、クローゼットをずっと開けっ放しには…という方は、除湿剤を置くなどしてかしこく対処してくださいね。でもたまにはちゃんと換気してください。
お風呂は、入った後にできるだけ熱いシャワー(50℃以上)を天井や床、壁にかけ、カビ菌を減らし、石鹸カスも除去するのがいいそうです。
その後冷水をシャワーして、浴室の温度を下げましょう。最後に乾拭きするとなおいいです!
窓枠も、結露で濡れてると思ったら、こまめに水分を拭き取るようにしましょう。窓に貼る、結露防止シートなども活用すると便利ですよ。
100均でも売られているようなので、ぜひ!
最後に
カビの臭いを発生させない為には、普段からこまめに換気や掃除をしてカビの好む環境を作らないことが大切です。
それでもカビが生えてしまったら、市販のカビ取り剤を使用したり、時にはプロに頼ってみたりして対処しましょう。