柔らかくなったじゃがいもは食べても大丈夫?賞味期限はいつまで?
皆さんのお家には、じゃがいもストックありますか?じゃがいもって日持ちするし、いざって時に便利ですよね!ホクホクして美味しいですし。
嫌いという方はなかなか居ないのではないでしょうか。
でも、長持ちするから~と油断して、気づいたらアレ?なんかフニャフニャになってる…芽も出ているような…?なんて経験ないでしょうか。私はあります!ええ何回も!まだ大丈夫、まだ大丈夫と使うのを先延ばしにして、食べごろを逃すんですよね…。
そんな柔らかくなってしまったじゃがいも、食べても大丈夫なんでしょうか。ちょっと心配、という方もきっといらっしゃいますよね。
ですので、じゃがいもの賞味期限や、上手な保存方法と合わせて、どこまでが食べていいラインなのかをご紹介しますよ!
柔らかくなったじゃがいもは食べても大丈夫?
じゃがいもが柔らかくなってしまうと、食べても安全なのかどうか、ちょっと不安ですよね。
でも、本当にじゃがいもが腐ると、黒く変色したり、カビが生えたり、悪臭もしたりするそうです。
なので、柔らかくなったくらいなら大丈夫!気をつければ、まだ食べることができる状態です!
では、どんなところに気をつければいいのでしょうか?
もし芽が生えているようなら、芽は食べないでください!これはきっと皆さんご存知ですよね。
じゃがいもの芽には、ソラニンという毒が含まれているからです。
皮の表面にも多いので、柔らかくなってしまったり、ちょっと緑になってしまったようなじゃがいもは、芽を取り除くのはもちろん、厚めに皮をむいて食べるようにしてくださいね。
傷んだ所も、皮をむいた後に取り除いてください。
ソラニンは一定量以上摂取すると、頭痛や嘔吐などの中毒症状を引き起こし、最悪は死に至る場合もあります。大人の中毒量はおよそ200~400mgですが、子供はその1/10と言われているので、お子さんは特に注意してあげてください。
というと怖くてじゃがいも食べづらくなりそうですが、先に書いた通り、適切に下処理すれば柔らかくなったじゃがいもも十分食べれますからね!捨てないで!
ちなみにソラニン、水溶性なので、じゃがいもを切った後水にさらすのも理に適ってるんですね~!
賞味期限はいつまで?長持ちさせるには?
実はじゃがいも、適切に保存するとなんと、半年以上ももつんですって!
これで私が適切に保存できていないということが分かってしまい、ちょっとショックです…。すぐ発芽させるしなぁ。
じゃがいもの上手な保存方法、基本は冷暗所で保存です。これもご存知の方多いですよね。具体的には、8℃~12℃の湿気の少ない所が理想です。
ただあまりに冷えすぎると凍傷になってしまうので、気をつけてくださいね。
冷えすぎちゃダメと言いましたが、北海道には「越冬じゃがいも」なるものがあるそうです。
寒いとじゃがいもは、デンプンを糖に変えて、凍らないように自己防衛するんですって!結果、甘みが増してより美味しくなるそうです。いいですね!でも素人がやるとたぶん、ただただ傷んだじゃがいもになるのでしょう!ここはプロに任せてください。
じゃがいもは冷蔵庫で保存することも可能です。発芽防止に、リンゴと一緒に入れておくといいそうですよ。
具体的には、ビニール袋にじゃがいもとリンゴ1個、そして新聞紙を入れて軽く口を結んでおきます。
新聞紙は湿気を取るために入れますよ。夏は暑くなりすぎて保存できる所がない!という場合は冷蔵庫保存もひとつの方法ですね。
また、冷凍庫での保存も一応可能ですが、その場合は茹でるor蒸すorレンチンして、潰してから、小分けにして保存してください。でないとふわっふわになってしまって、美味しくないそうです。
できないことはないけど、食感が悪くなるので、冷凍庫保存はあんまりオススメではないです。
まとめ
どうやら、じゃがいもは柔らかくなったり発芽した程度なら、適切に処理すれば十分食べられるみたいですね!
ちゃんと保存すれば半年以上もつ、便利な野菜です。
ただ見るからにヒドい状態のものは、ソラニンの恐怖もあるので食べないようにしてくださいね。