妊娠中お菓子ばかり食べてしまう!お腹の赤ちゃんに影響は?

現在妊娠中のママさん、まずは、おめでとうございます!

赤ちゃんの誕生が待ち遠しい毎日ですね。

それと同時に、自分のすること一つ一つが赤ちゃんに影響するようで、不安もありますよね。

妊娠しているのに、お菓子ばかり食べてしまうというのも、悩んでいる方、けっこう多いのではないでしょうか。

今日はこの記事を読んでくれた方の不安を、ちょっとでも小さくできたらいいなと思います。

スポンサーリンク

妊娠中にお菓子ばかり食べてしまっていても大丈夫?

妊娠中には、食べてはいけないものがたくさんあると思っていませんか?実は、絶対NGなものってそんなに無いんです。

≪妊娠中のNG食品≫
・ナチュラルチーズ
・生卵
・生肉
・刺身、魚卵

だいたいこんなものです。

要するに、生食を避けましょう、ということですね!

なぜなら、万が一ママが食中毒になってしまうと、お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまうかもしれないからです。

お好きな方には辛いでしょうが、赤ちゃんのことを考えるなら、加熱した食品を食べることをお勧めします。

とはいっても食べてはいけないという訳ではなく、過剰摂取を控えましょうという程度ですのであまり神経質に考える必要はないのかもしれませんね。

 

そして肝心のお菓子はというと、別に食べてダメなわけではありません。

ただ、お菓子「ばかり」となると、できたら止めた方がいいでしょうね。

妊婦さんは、「妊娠糖尿病」や「妊娠高血圧症候群」のリスクを背負っているからです。

≪妊娠糖尿病≫

妊娠して初めてなる糖尿病。元から糖尿病の方は含まれません。
ママが高血糖だと、お腹の赤ちゃんもそうなる傾向があり、

・ママ:妊娠高血圧症候群、羊水過多etc.
・胎児:巨大時、奇形児、流産etc.

などの合併症を招くおそれがあります。

 

≪妊娠高血圧症候群≫

妊娠20週~産後12週までになる高血圧症。20人に1人の割合でなると言われています。

・ママ:けいれん、脳出血
・胎児:発育不全、機能不全

などになるおそれがあります。

妊娠高血圧症候群になると安静が必要で、場合によっては入院することも。

お薬で血圧をコントロールしたりしますが、根本的な治療法はないようです。

と、書き出してみると怖いですよね!

でも実際に、こんな状態になる可能性があるわけです。

また、糖分や脂肪の摂りすぎは「乳腺炎」を招くので、母乳のためにも良くないんですよね。

なので、できたらバランスの良い食事をとるのが一番いいんです。これは妊婦さん以外にも言えるのですが…。

ただ、つわりの中には「食べづわり」というものがあって、食べると気持ち悪いのが治まる、という厄介なものなのです。

そんな方は、食べるお菓子の内容を見直してみませんか?

スポンサーリンク

お菓子の食べ過ぎを改善するにはどうしたらいい?

妊娠中にお菓子は、食べてはいけないことはありません。

問題は食べすぎること!1日に200kcalほどなら大丈夫なんですよ。

そして、血糖値を急激に上げないために、GI値の低いものを選ぶようにすること、また食後にデザートとして食べるのもオススメです。

そして、どうせ食べるなら、妊娠中に積極的に摂りたい栄養を摂れるものにしませんか?

≪妊娠中に積極的に摂取したい栄養素≫

・葉酸…400μg/日必要(通常時の2倍)
これは代表格ですよね!赤ちゃんの脳の発育に関わりがあり、神経も作ります。ただ、水や熱に弱いので、加工されたお菓子で補おうとするのはなかなか難しいもの。日々の食事やサプリメントで摂取することをお勧めします。
また、摂りすぎると不眠やむくみといった症状も出るので、ほどほどに。

・亜鉛…13mg/日必要(通常時の1.3倍)
赤ちゃんの免疫力や、骨、皮膚の発育に関わります。

・鉄…20mg/日必要(通常時の1.7倍)
足りないと、赤ちゃんに酸素が十分に行かなくなる可能性が!

・カルシウム…900mg/日必要(通常時の1.5倍)
 赤ちゃんの骨に欠かせません!足りないと、ママからカルシウムを奪うことも。

 
あとは、妊娠中は便秘になりやすいので、食物繊維もたくさん摂りたいですね!

こんにゃくゼリーなんかいいですよ!

市販の物で、鉄分やカルシウムが摂れる妊婦さん用のクッキーなんかも販売されているので、そういうのを利用するのもいいですね。

果物や、ドライフルーツもオススメです。プルーンは食物繊維の他、鉄分も豊富なのでぜひ!

また、ヨーグルトや小魚でカルシウム補給もいいです。

ナッツ類も、栄養豊富でGI値も低いので、間食にもってこいです!

他にも、余裕があればですが、おやつを手作りするのもいいですよ。

自分で砂糖の量や油の量を調節できたり、野菜を混ぜ込んだりできるので、ヘルシーなものが作れます。

きなこやおから、豆腐などの大豆製品を使うと、よりママにも赤ちゃんにも優しいおやつができますね。お菓子作りが好きな方は挑戦してみてください!

最後に

妊娠中にお菓子を食べるのはOKですが、食べすぎはダメ!1日200kcalほどにしておいてください。

また、糖分や塩分、油の多すぎないものを選ぶといいですよ。

ママと赤ちゃんに必要な栄養を補えるようなおやつがオススメです。

コメントを残す

このページの先頭へ