天の川は肉眼で見る事が出来る?日本で見える場所や条件は?


夏の夜空と言えば、美しい星の流れ、天の川ですよね!

もちろん他にも美しい星々がたくさんありますが、天の川はそんなに明るくないため、都会では見る事ができないんですよね、残念ながら。

ならば、見える所に行こうじゃないか!いったいどこまで行けば肉眼で天の川を観察することができるのか、調べてみましたよ~!

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天の川を肉眼で見る事が出来る?

結論から言うと、出来ます!

文明が発達して、人工的な明かりが増え、昔と比べるとずいぶん見えにくくはなっていますが、天の川はちゃんと肉眼で見る事が出来ますよ。

ただ、場所は限られています。

なぜなら、天の川は比較的暗い星の集まり。明るすぎる都会では見る事は出来ません。

天の川が見える条件は、次の項でご紹介しますね。

ちなみに、天の川って冬でも見る事ができるってご存知ですか?

私は知らなかったんですよね!

夏の風物詩だと思っていたので、とても驚きました。

ただ、夏に見える天の川は冬の天の川よりもずっと明るいので、圧倒的に夏の方が見えやすいんだそうです。

星を見るには冬の方が適していると言いますが、天の川を見たかったら夏がいいんですね!

日本ならどこで見る事が出来る?その条件は?

都会ではお目にかかれない天の川、見える条件とはいったい何なのでしょうか?

天の川が見える条件

  • 季節は夏!
  • 先ほども書いた通り、天の川は冬でも空にあるのですが、夏の方が圧倒的に明るいため、観測は夏がいいですよ!

  • 人工の明かりを避けて!
  • 天の川は暗い星の集まりです。人工の明かりが近くにあると、その光に邪魔されて見えなくなってしまいますので、ぜひ都会から離れた観測地に向かいましょう!

  • 月の無い時に
  • 月はとても明るいので、月が出ている時は天の川は見えづらくなってしまいます。新月の日や、月の出ていない時間帯を狙ってくださいね!

以上、天の川が見える条件を踏まえた上で、次の章に進みましょう!

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天の川の観測に適したスポットとは…?

~その1.福井県大野市(福井県自然保護センター)~

なんでも、ここから見える星空は日本一!と言われているそうなんです。

かつて環境省が昭和63年から平成25年3月まで行っていた「全国星空継続観察」という活動があり、これは星空を観察することで大気汚染の状況などを数字で記録し、国民の大気環境保全への意識を高めよう、という目的のものでした。

この活動に福井県大野市も参加しており、2004年、2005年と連続で日本一星空が美しいという数値を叩き出したんだそうで、それ以来、大野市は日本一の星空スポットと言われているんですって!行ってみたいですよね~!

そんな福井県大野市で星空を観察するのにぴったりの場所が、「福井県自然保護センター」です。

なんとこの施設、会議室やレクチャー室などの有料設備を除き、ほぼすべて無料で利用できてしまうのです。

プラネタリウムや天体観測室も無料です…!

7月21日~8月31日まで、つまり夏休み期間中は毎日会館されているので、世のお父さん、お母さん、この夏はお子さんと一緒に、福井県で雄大な天の川を観察してみませんか?

 

~その2.鶴姫公園~

場所は奈良県、紀伊半島の高野龍神国定公園内にある小さな公園なのですが、ここから見える星空はまさに絶景!実は私、こちらで星空観察をしたことがありまして、その美しさは保証しますよ~!

数年前の夏、地元(都会ではないが田舎でもない)でペルセウス座流星群の観察ができず、どうしてもきれいな星空が見たくて鶴姫公園にお邪魔したところ、見える見える!

流星群はもう去ったというのに、数えきれない流れ星を見せていただきました。

そして生まれて初めて、天の川を見ました。

本当に本当に美しくて、夏でも寒かったんですけど、そんなことも気にせず地面に横たわってず~っと星を見ていました。

あんまり感動したので、朝まで粘ってシリウスを見てから帰りましたよ。

その後の疲労感が半端なかったですが。

今でも思い出せば胸が高鳴るほど、ほんとうに美しい夜空でした。

私情がかな~り入りましたが、鶴姫公園は本当にお勧めのスポットです。

ぜひ行ってみていただきたい!ただ夏場でも夜は冷えますので、防寒具はお忘れなきよう…。

最後に

天の川を肉眼で見るためには、夏、人工の明かりや月の光を避けることが大切です。

観測スポットは、日本一の星空が見えるとされる福井県大野市にある「福井県自然保護センター」、奈良県にある「鶴姫公園」などもお勧めですよ!

夏休みの思い出作りにぜひ!

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