私立幼稚園の補助金はいつもらえる?申し込みは必要?

子供を一人、出産してから大学を出るまで育て上げるための費用は、3,000万円前後かかるというデータがあります。しかしこれは、幼稚園から大学まで公立校に通い続ければの話。私立の学校を選べばまた違ってきますし、医者を目指そうものならさらに学費は上がるのです!

つまり何が言いたいかといいますと、子供一人育て上げるのは、体力も精神力もいりますが、お金だって超大事!ということ。少しでも家計に余裕を持たせるために活用したいのが、各種補助金。国が、都道府県が、各自治体が、様々な補助金を用意して、私たちの子育てをサポートしてくれようとしています。が!知っていないと損をしてしまうかもしれません。

今回は、そんな補助金のうち、私立幼稚園に通う子供の保護者を対象としたものについてご紹介したいと思います。

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私立幼稚園の補助金とは?

私立幼稚園の補助金とは、正しくは、「私立幼稚園就園奨励補助金」と言われるものです。私立の幼稚園に通う3歳~5歳の子供を持つ保護者を対象に、幼稚園にかかる費用の一部を負担してくれる国の制度です。その目的は、保育園と幼稚園の補助額の格差を無くすことや、公立と私立の格差を解消すること。制度の大まかな部分は国が決めますが、細かい所は自治体によって違ってきますので、ご自身がお住いの自治体のホームページや資料などでしっかりチェックしてくださいね!ちなみに、そもそも私立幼稚園が無い!という自治体は実施していないところもありますのでご注意を。

そして肝心の中身ですが、支給額の上限は30万8千円(年)です。生活保護世帯など、決して楽ではない経済状況の中で頑張っておられる方は、最高で1年に30万8千円まで補助してもらうことができます。あとは、お子さんが第何子であるのかや、市民税所得割額によって変わってきます。なので、市民税所得割額が分かる書類を用意してください。
上限いっぱいまで貰えるご家庭でも、月の授業料が2万円であれば、2万円×12=24万円で、支給されるのは24万円ということになります。30万8千円満額貰えるわけではないので気をつけてくださいね。

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私立幼稚園の補助金が貰えるのはいつ?

そしてその有り難い補助金が貰えるのはいつかといいますと…それは自治体&幼稚園次第!自治体が直接保護者の口座に振り込んでくれるところもありますが、幼稚園経由で支払われることもあります。傾向としては12月ごろ貰えることが多いようですね。また、前期・後期と、2回に分けて振り込まれる場合もあるみたいです。そしてこれは少なそうですが、手渡しのところもあるようですよ!
いずれにせよ、いつもらえるのかは、子供が通う幼稚園に直接聞いた方が一番早いし正確です。

申し込みは必要?貰えない事ってあるの?

そうそう、申し込みは必要なんです。6月頃になると幼稚園から申請書が配られますので、それに記入して幼稚園に提出します。申請書は園児1人につき1枚です。申請は1年に1回必要になります。提出先も幼稚園ですよ!
申請書の提出には期限がありますので、遅れないように注意してくださいね!遅れても支給してくれる自治体もありますが、支給されるのが遅れてしまうかもしれません。

そしてこの「私立幼稚園就園奨励補助金」、誰でも貰えるのかといいますと…答えはNo!ちょっと稼ぎがよくなってくると、貰えないご家庭が実は出てくるんです。そのボーダーラインが存在するのは、どうやら年収680万円のところ。年収が680万円より多いご家庭は貰えないんです…。ただしこれは、第1子の場合。第2子からはちゃんと補助金が出ますよ!まぁ詳細は自治体に確認することをオススメしますが。それが一番確実ですからね!

最後に

いかがでしたでしょうか?今回は「私立幼稚園就園奨励補助金」について簡単にですがご紹介させていただきました。兄弟の有無や所得によって支給額は異なりますが、私立幼稚園の授業料を一部負担してくれるこの制度、ぜひ活用してくださいませ。

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