扁桃腺の痛みはいつまで続く?病院で薬をもらったのに治らない時は?
季節の変わり目は体調を崩しやすいもの。お肌が荒れやすかったり、風邪をひいてしまったり。
ときに皆さん、喉の調子はどうですか?
最近喉が痛いな~なんて状態になっていませんか?
それ、扁桃腺が腫れているのかも?しかもなかなか治らないんですよね~…。
今回は、扁桃腺の痛みにいったいいつまで耐えればいいのかをまとめてみましたよ!
なぜ扁桃腺が傷むの?
皆さん、さっきから扁桃腺、扁桃腺と申し上げていますが、具体的にどこを指すのかご存知ですか?
まぁ喉っちゃあ喉なんですけど、もっとしっかり知りたい方はお口を大きく開けて、頑張って喉の奥を見てみてください。
そして喉の両端にあるでっぱり、そう!それがいわゆる「扁桃腺」です!子供の方がより見えやすいみたいなので、お子さんがいらっしゃる方は覗かせてもらっては?
さて、どこにあるかが分かった扁桃腺ですが、その機能はウイルスや細菌が体内へ侵入するのを防ぐこと。
免疫力の低い子供時代に大活躍するそうです。だから子供の方が見えやすいのかな?
扁桃腺はウイルスや細菌を頑張って取り込んでくれるのですが、結果として炎症してしまう時があり、喉の痛みや腫れ、ひどくなると高熱や頭痛、倦怠感をもたらします。喉が痛いのは、扁桃腺が頑張っている証拠なんですね!
ちなみに、このような症状が起こった場合の病名は「急性扁桃炎」と言います。とても似ていますが、風邪とはちょっと違うのです。
扁桃腺の痛みはいつまで続くの?
扁桃腺の痛みは、放っておいても自然と治ってしまったりしますが、その間1~2週間ほど、痛い思いをすることになります。
喉が痛いと食べるのも億劫になりますから、我慢するにも限度がありますよね。
というわけでできれば病院に行っていただきたいのですが、その際受診するのは「耳鼻咽喉科」か「内科」になります。
そして、喉が痛いかな、と思ったら早めに病院に行っておくのがお勧めです。
病院に行くのが遅くなると、その分痛みが続く期間が長引くかもしれません。おそらくお医者さんは「抗生物質」を出してくださるかと思いますが、治るまでは1週間前後かかってしまうのだとか!薬を飲んだからといって、すぐには治らないんですね~。
なので、働く社会人にはなかなか難しいことですが、なるべく早く病院にいっていただきたいのです。
病院で薬をもらったのになかなか痛みが引かない場合はどうする?
病院に行き、薬を飲んでも痛みがひくのには1週間程度かかるということでしたが、なにかできることはあるのでしょうか?
ありますとも。それはズバリ、「安静」です!働いている方はなかなかお仕事をお休みするのは難しいでしょうが、お酒を飲んだり、スポーツをしたりするのは、のどの痛みが治るまでは避けたいところです。
あとは、栄養をしっかり摂ることも大切!スープや麺類、バナナやアイスクリームなど、食べても喉に負担が少ないもので頑張って栄養補給しましょう。栄養価の高いゼリーなどもあるので、ぜひ活用してください!
実は扁桃腺の痛みの原因であるウイルスや細菌自体は、薬を飲めば2日ほどで退治されます。ですが、炎症が治まるまでは1週間程度かかるもの。
炎症が治りきるまでに無理して頑張ってしまうと、また痛みが再発しかねません。そうなると怖いのが、症状が慢性化してしまうこと!扁桃腺が肥大化してしまい、常に食べたり飲んだりするのが辛い、という状態に陥ってしまいます。
そして慢性化すると治療も大変。扁桃腺を切除することもあるので、治療期間も長くなりますし、治療費もかかってしまいます。
なので、喉が痛いと思ったらなるべく早めに病院に行って、薬をもらって、1週間は大人しくしてしっかり治しましょう!
最後に
扁桃腺の痛みは、ウイルスや細菌によって炎症が起こっているために感じるもの。
薬を飲んでも、炎症が治まるまでにはしばらくかかり、その間痛みも続きます。
1週間程度は薬をのみつつ安静にして、しっかり栄養を摂るのが大切。ここで無理をしてしまうと、症状が慢性化し、余計にこじれるのでご注意を!