仕事納めに有給をとるのは非常識?どうしても休みたい時は?
社会人になると、なかなか気楽に休みをとることって難しくなりますよね。大学生の間は、自主休講~とか言っていられたのに…。特に日本の社会は、有給をとることをよしとしない風潮が根強い気がします。
そんな厳しい逆風の中、1年の最後、「仕事納めの日」に会社を休むことは果たしてできるのか?というより許されるのか?という疑問について、今回はまとめていきたいと思います。
仕事納めに有給をとるのはあり?なし?
「いや、非常識だろ~!」と思った方も多いと思います。でもまーまー、一旦落ち着いて。冷静に、真剣に、どういった場合なら有給をとるのが「あり」で、どういった場合なら「なし」なのか考えてみましょうよ!
まず「あり」なのは、パッと思いつくのはやはり、「近親者の葬儀」かな~と思います。それも身近な人であればあるほど説得力大です。
ただ、有給をとりたいがためにこういったウソをつくのは、バレると大変ですし、あまりお勧めしません。個人的にはそんな縁起でもないウソつくなら有給とれなくていいかな…。
そして「なし」とされがちなのはたぶん、旅行など、いわゆる「遊び」関係ですよね。
1日くらいいいじゃないか、とも思うのですが、仕事最終日って納会があったり、大掃除があったりするので、なんとなく出席して当たり前という暗黙のルール的なものを感じますよね。
ただ、今の若い人たちは上司との飲み会やその他も嫌がる傾向にあり、なるべく関わりを避けたいという感じらしいので、もしかしたらそういう暗黙のルールも、若者には理解し難いものなのかもしれないですね。
その分もしかすると、今の若者が年齢と経験を重ね、どんどん上司の立場になっていく時代が来ると、行事への「強制参加」的な縛りもゆるくなり、有給もとりやすくなっているかも?
私としては、将来的に有給がとりやすくなるといいな~と思っています。
有休をとれなさそう…でも、どうしても休みたい時は?
さて、仕事納めにどうしても有給をとりたい場合の理由を探ってみたのですが、これはいけそうだな、というのを見つけたのでご紹介をば…
おそらくブラック企業でもない限り、必ず有給をくれるであろう理由、それは「健康」に関することです。「病院の予約がその日しかとれなかった」なんてどうです?これでダメと言われたら、逆に同情モノですよ。却下した方は人としてどうよ。
大胆な方は「手術日なんです」なんて言っちゃうそうです!鼻の粘膜を削る~などの、すぐに退院できて、外から見ても分からない手術にするんですって。なんという強者よ!ウソが下手な人はやめてネ。
会社の雰囲気、普段の働きぶりにもよるかも?
さて、有給ってとりにくいんだぞ~、仕事納めなんて論外だぞ~的なことをツラツラと書いてきましたが、有給に対してもっと前向き(?)な会社だってありますよね。
仕事納めだろうと、「私用のため」で通ったよ!という方もいらっしゃいましたもの。
なんかいいですよね、そういうの。きっと職場の雰囲気がいいんでしょう。上司と部下も仲がいいんでしょう。できればみんな、そういう所に就職したいですよね。
そして、普段の自分自身の頑張りによっても、有給のとりやすさって左右されるのではないでしょうか。一年間、真面目に一生懸命働いてきた人が最終日に有給をとりたいと言ってきても、「どーぞどーぞ、今年もお疲れさまでした!」なんて気持ちになりません?
あとは周りへの配慮も大切。大掃除に参加しないのなら、自分の机ぐらいは前日までにきれいにしておいたりですね。
当日自分の仕事を代わりにしてくれる方がいらっしゃるのなら、その方には特に、ちゃんと感謝の意を示すのも大事です。その方が有給をとるときは自分が代わりに頑張ることを宣言したりとか!
つまりは、持ちつ持たれつ。お互い周りに気を配り、思いやりをもって接することのできている職場なら、有給の一つや二つ、笑って許してくれるのでは?
最後に
今の日本社会の現状からいくと、仕事納めの日に有給をとるのはタブーとされがち。どうしてもという場合は、通院や手術など、「健康」に絡めた理由なら通りやすそうです。
ただ、職場の雰囲気が良く、「私用のため」ですぐOKの出る会社も存在します。素敵!また普段の自分の態度にも左右されるかも?みんなと仲良くしておきたいものですね!