冬の花粉症?11月12月1月にかけて症状が悪化…対策は?
花粉症といえばイメージは「春」ですよね。
暖かく、過ごしやすい気候になるにつれて、花粉も飛んでくる…という残念なイメージ。私は花粉症になる前は春が一番好きな季節だったのですが、今やそんなことも言っていられなくなりました。
しかしなんと、冬に花粉症が悪化する方もいらっしゃるのだとか!年中落ち着く季節がないですね…。
というわけで今回は、冬の花粉症についてまとめてみましたので、心当たりのある方はぜひ!
冬の花粉症の時期は?どんな花粉が飛んでる?
まず知りたいのは、冬にいったいどんな花粉が飛んでいるのか、ということですよね。春を待たずに花粉をまき散らしているのはどこのどいつなのか!その正体は…
秋の花粉症の代表的存在ですので、もしかしたらご存知の方も多いかもしれないですね。ピークは9月頃なのですが、その後も関東では12月いっぱいくらいまで、微量ながら花粉が飛んでいるのが確認されています。
②イネ科の植物
これも実は花粉症患者の多いイネ!恐ろしいことに、割と年中花粉が飛んでいます。ピークは初夏、そして秋ですけどね。それにしても、日本はコメ大国!イネの花粉症なんて、たまったものではありません…!
③ハンノキ
聞きなれないかもしれないですが、ハンノキは全国的に生えている植物です。花粉が飛び始めるのは1月!ピークは3月頃なので冬の花粉量はまだまだ微量ですが、敏感な方は反応してしまうかも?
このハンノキ、飛散時期がスギ花粉とかぶっているため注目されることが少ないのですが、スギと比べると「咳」の症状が酷いことが多いです。悪化すると咳喘息にも繋がるので、やたらと咳が出る花粉症にお困りの方は、一度ハンノキを疑ってみては?
また、ハンノキ花粉症のうち実に2~3割の方が口腔アレルギーを持っている可能性があるのだとか!リンゴやモモ、イチゴ、ヤマイモ、アボカド、ニンジンetc.を食べると、花粉症と同じような症状が出るのです。ちなみに私の好物ばっかり!ハンノキ花粉症にはなりたくない…!!
④スギ
出ました!日本における花粉症の原因No.1であろうスギ!飛散時期のピークは2月になってからですが、冬でも微妙に飛んでいます。スギ花粉症の自覚がある方は、1月中旬から薬を飲み始めるのがいいですよ!
というわけで、冬でも花粉を飛ばしている植物はけっこう存在するのです。
春花粉も過ぎ、秋花粉も過ぎ、11月~1月にかけては花粉症の休止期間…と思っていては甘いのですよ!
過敏に反応する方は冬も要注意なのです。
冬の花粉症対策はどうしたらいい?
冬の花粉症対策も、春と特に違ったところはありません。
・手洗い、うがいをしっかりする
・花粉が付きにくい服を選ぶ
・不必要な外出は控える
・忘れず薬を飲む
こんなかんじですよね。
マスクや眼鏡などの花粉をガードする製品は、年々進歩していると思います。他にも、鼻に塗ったり、顔にスプレーしたりと、いろんな花粉対策グッズが販売されているので、ご自分に合ったものを見つけましょう!
また、花粉が付きにくいコート、なんてものもありますので、そういうものを活用するのもいいですよね。
逆に目の粗いニットなんかは、花粉が引っかかりやすいのでNGだそうです。でも私、ニット好きなんですよね~。コートの下に着るのはセーフでしょうか…?
何より頼りになるのは、やはり飲み薬でしょうか?花粉が飛び始める前に飲み始めて、花粉症を予防してくれるタイプや、すでに花粉症の症状が出ていてもすぐに効いてくれる即効性の高いものなど、飲み薬にもいろいろありますので、これもご自分に合ったものを見つけてくださいね!
最後に
11月~1月は花粉症もお休み…と思いきや、ピークではないにしろ、すでに花粉が飛んでいる植物もあります。
1月にはスギ花粉も微量ながら飛び始めます。
マスクや眼鏡の活用、服装に気をつける、手洗いうがい、薬の使用など、花粉症対策を徹底してくださいね。