小学校の担任への希望は何を書くべき?特になしの場合は白紙でもいいの?
子供が幼稚園や小学校に通い出すと、提出する書類もたくさん出てきますよね。その中にある、小学校の「担任への希望」を書く欄、なんて書けばいいか迷いませんか?
そりゃ細かく言えばたくさんあるけど、どの程度の内容まで書いてよいのやら…。
というわけで、今回は、皆さんが担任への希望の欄にどんなことを書いているのか調べてみました!
小学校の担任への希望は何を書いたらいいの?
そもそもなぜ担任への希望を書く欄が存在するのか?
小学校の一クラスって、多いとだいたい40人前後ですよね。それに対する担任の先生はたった1人。副担任を考慮しても、40:2です。一人一人の特徴を掴んで対応してあげるのは至難の技!だから、少しでも早く先生たちに自分の子供のことを覚えてもらうために、保護者から情報を提供する、そのために「担任への希望」欄があるのですね。
では、世の先輩ママ達はどんなことを書いているのでしょうか?一番多く見られたのは、「子供の性質」に関することでした。
例えば、「人見知りで慣れるのに時間がかかります」とか、「マイペースな子です」、「やんちゃなので、悪いことをしたらビシッと叱ってやってください」、などなど。「希望」というよりも、自分の子供の「紹介」に近いかもしれませんね。ウチの子はこんな子ですが、よろしくお願いします、といったかんじでしょうか。
また、「どんな環境を作ってほしいか」を書く方もいらっしゃるようです。「子供をよく観察してください」、「小さなことでも、こまめに連絡してください」、というかんじです。ちょっとフワッしている気がしますが、こんなことを書いておいてもいいんじゃないでしょうか?先生へのエールや、思わぬアドバイスとなることもある…かもしれません!もしかしたら。
そしてこれが最も重要かもしれません。「子供の病気や障害に関すること」。これは他の書類に書く欄があるかもしれませんが、こちらにも書いておくと再度確認してもらえていいのではないでしょうか。私が見つけたのは、子供の「チック」に関することを書いた、というお母さんの書き込みでした。
チックってご存知ですか?自分の意志とは関係なく、勝手に体が動いたり、声が出てしまったりする不思議な症状なのですが、知らないと知っているのとでは受け止め方が全然違ってくるのですよね。
私も知らなかったときは、時々見かける急に奇声を発する人を変な人、危ない人だと思っていたのですが、そういう症状があるのだと知ってしまえば、もしかしたらチックなのかな~という目で見れるので、勝手に失礼な方向に決めつけることが無くなりました。
話がそれましたが、チックの症状があるとか、体の一部が不自由であるとか、そういうことが分かっていると、先生もそれに合わせて対応してくれると思うので、我が子を守るためにも書いておいて悪いということはないはずです。
特に担任への希望が無い場合はどうする?白紙はOK?
では、何も思いつかなくても、なんとか捻りだして書かなければならないのかというと、そんなこともありません。白紙で出された方だっていっぱいいます。本当に何もない!という方は、無理して書かなくて大丈夫ですよ!
逆に細かくビッシリ書かれても、先生はそこまで覚えられないでしょうし、特別扱いは難しいですし、あっさりしていたほうがいいってもんです。
白紙で出すのはなんだかしのびない…という方は、「特にありませんが、一年間お世話になります。」くらい書かれてみては?
ちなみに、担任への希望の欄には特に無しって書いたけど、後から先生に伝えたいことが出てきちゃった!どうしよう!というときもご安心あれ。小学校の頃って、連絡帳がありますよね?連絡帳に書くことで、先生とコンタクトをとることができますよ!
連絡帳じゃ済まない、直接会って話さなければならないほどの重要案件の場合は、面談してほしいと伝えるのもアリですよ。
最後に
小学校の「担任への希望」の欄には、「子供の性質」や「どんな環境を望むか」、障害や病気があれば何よりそれを書くのも大切かと思います。
何もなければ白紙でもOKです。後から伝えたいことが出てきたときは、連絡帳を利用しましょう。