油の使い回しは何回まで ?トランス脂肪酸はいつから発生する?

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天ぷらなどを自宅だ作るとどうしても油が大量に残ってしまいますよね。で、この油をどうするかというと大抵使いまわしをするという選択肢になると思います。

でも一度使用した油の使用期限や使いまわしたことにより発生するトランス脂肪酸が気になりますよね。

今回は余った油は何回まで使いまわししてもいいのか、何回使った辺りからトランス脂肪酸が発生するのかをみていきましょう。

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油のつかいまわしは何回までしてもいいのか?

油は1度開封すると、空気や光によって酸化が始まっていきます。更に調理時の熱を加える事でも酸化がどんどんと進んでいくんです。開封後日にちが経ち、何回も使いまわした油は回数を重ねるごとに酸化が進んでいきます。

本来であれば1度使用したオイルは捨てて、その都度新しいオイルを使用するのが望ましいですし、健康面を考えるのであればそうするべきです。

でもどうしても1度で捨てるのは勿体ないという場合の傷んでしまった油の見分け方を紹介します。

●熱を加えたときに煙が出てくる
200℃を超えるような高温で熱を加えない限り油は煙を出すことはありませんが、何回も使用していると油が酸化してきて煙が出てくることがあります。

●油臭い
油は加熱すると独特の油臭い匂いが発生してきます。焼肉やお好み焼きを食べに行ったりすると服に独特の油臭さが付いてしまいますよね。それと同じような匂いがしだしたら変え時です。

●ドロドロしている
まだ加熱されていない油はさらさらとしていますが、何回も熱を加え酸化した油はドロドロっとしてきます。ドロドロしていると油切れも悪くなり揚げ物をしたときに泡がずっと消えずに残り揚げ物をしている間泡だらけになってくるのですぐに分かると思います。

2~3回も使用するとこのような状態になってくると思います。

以上どれか1つでも当てはまっている場合は油が酸化してしまっている可能性がありますので使用をやめて新しい油に変えて使う様にしましょう。

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何回使用したらトランス脂肪酸が発生する?

何回と回数で判断するのはとても難しいのですが、使用回数が多ければ多いほどトランス脂肪酸が発生するリスクは高まりますし、使用した油によっては何と1回使用しただけでもトランス脂肪酸が発生するリスクが高くなってしまうんです。

油にはそれぞれ臨界温度があります。臨界温度の低い油を使用してしまうとそのたった1回揚げ物をしただけでもトランス脂肪酸が発生してしまうかもしれません。

特に加熱に弱いと言われているオイル

●えごま油
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●亜麻仁油
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●ヘンプシードオイル
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この辺りは加熱に弱い油ですので加熱処理は不向きの油になります。

ちょっと意外なのはごま油でこちらは揚げ油として使用することもあると思うのですが臨界温度は150℃となりますので揚げ油としての使用は実はあまり向いていません。

ごま油で作った揚げ物はとても美味しいですが、美味しさと健康は別物と考えたほうが良さそうですね。

逆に加熱に強いオイルは

●オリーブオイル
●アボカドオイル
●米油

この辺りのオイルは加熱に強いので揚げ油に向いているといえます。

ただし、空気や光に当たればどうしても酸化は進んでしまいますので早めの交換が必要です。

一度酸化した油はもとには戻らない!

一度酸化してしまった油は色が変わって黒くなってしまったりんごと同じで元に戻ることは絶対にありません。

体の健康を保つことを優先に考えるのであれば油は常に新しいものを使用する、勿体ないという精神が働いたときでも、においが発生したり、ドロドロして酸化してしまった油は使わないようにしましょう。

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