寿司を冷蔵庫で保存すると硬くてパサパサ…もう一度美味しく復活させるには?
これからの季節、年末やお正月、そして節分など、ご家庭によってはお寿司を食べる機会が多くなりそうですよね。
美味しいうちに食べきれればいいのですが、そうもいかず余らせてしまうことも。
でも、冷蔵庫に保存しておいたお寿司って、酢飯がパサパサになって硬くなってたりしませんか?かといって捨てるのはしのびない。
そんな時に活躍しそうな、パサパサお寿司の復活方法と、お寿司の保存方法をまとめました!
なぜ酢飯は硬くなる?
さも酢飯だからいけないんだ、みたいな書き方しましたが、白米でも同じこと。冷蔵庫で保存していると、普通のご飯も硬くなりますよね?そのままでは食べづらいほどに。冷やご飯ダイエットってありましたが、私には無理かな…。
米は炊く(加熱する)ことによって、デンプンが糊化(アルファ化)します。つまり柔らかくなって食べられるようになるのですが、それが冷えてしまうと今度はデンプンが老化(ベータ化)、つまり再び硬くなって食べづらくなります。
そして、この老化したデンプンを復活させるには、再度加熱してやることが重要です!
冷蔵庫で保存して硬くてパサパサのお寿司どうやって食べる?
パサパサお寿司の復活方法を探している時によく聞いたのが、「蒸す」という解決法。これだと、加熱してデンプンを再び糊化することができるうえ、失われた水分も補ってやることができるんですよね~!
本格的な方は蒸し器を使うのですが、蒸し器なんて持ってない!または蒸し器は出すのがめんどくさい!という方は、
「大き目のお鍋に水を適量入れ、その中に逆さにした小皿をセットして、さらにその上にお寿司を入れた皿を乗せて蓋をして火にかける」と、蒸し器の代用になりますよ。
蓋には布巾を巻いておくと、露がお寿司に滴り落ちるのを防げます。
ちなみに京都の冬の風物詩ともいわれる「蒸し寿司」という料理がありまして、ホカホカのお寿司なんですよ!
寒い時期にしか食べられないようですが、寒い時期だからこそ、冷たいお寿司より温かいお寿司なんていかがでしょうか?
蒸し寿司は、どちらかというとちらし寿司っぽいのですが、握り寿司や巻き寿司が余った時も、蒸し寿司風に調理してみるのもいいのでは?
他にも、お寿司に天ぷら粉やパン粉を付けたり、春巻きの皮に包んだりして、油で挙げちゃう方法もあります。生ものも火が通って安心!個人的には春巻きがおススメです。
また、熱いお茶をかけてお茶漬けにしてしまうというお手軽な方法もあります。
他にも焼きおにぎりならぬ焼き寿司にしてしまうとか、意外とアレンジの方法は無限大なので、自由な発想でニュー☆お寿司を研究してみてください。さながら海外の寿司店のように…!
新しい美味しさを発見してしまうかもしれませんよ?
お寿司を美味しく保存しておくにはどうしたらいい?
いや、アレンジしないで、お寿司はお寿司で食べたいんだけど…という方、それでは保存方法から見直してみましょう!といっても、せいぜい翌日中には食べきるようにしてくださいね!生ものが含まれる場合は特にです!
食中毒が怖いので、お寿司を保存する際は冷蔵庫に入れると思うのですが、まずはお寿司を入れたタッパーなどの容器をラップで巻いちゃいます!
その上から、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙を巻き付け、再度ラップを巻きます。これでお寿司から水分が抜けて硬くなるのを防ぐことができます。だいたい1日くらいですけどね!
リメイクせずにお寿司のままで食べたい方は、翌日まではこの方法でいけそうですので、ぜひお試しあれ!
最後に
冷蔵庫保存したお寿司がパサついてしまうのは、デンプンが老化するから。
復活には、熱と水分を咥えてやるのがポイントです。
代表的なのは蒸す方法!他にも、揚げたり焼いたり、お好きにどうぞ!お寿司のままで保存したい方は、キッチンペーパーや新聞紙を活用するといいですよ。
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